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執筆者の写真原田貴之

「戦争をすると社会福祉が充実する?」



ピースアカデミー第3回事前研修。今回のテーマは、社会主義と民主主義。


研修の最初は前回の振り返りでみんなから一言ずつ。小山道夫さんがフエで立ち上げたストリートチルドレンを支援する「子どもの家」がみんなの印象に残っていたようです。その中でも、「衣食住を満たすだけではダメで、大事なのは愛情、と言っていたのが印象に残っています」という小学生のことばにグッときました。彼女がベトナムの現地で何を感じその後の自分の将来に活かしていくのかを想像するととても楽しみです。


続いては、平山陽洋先生から社会主義についての講義。大人でも、社会主義とは何かって難しいテーマ。冷戦時代が自分が生まれる遥か昔の10代の生徒にとってはなおさら。

しかも、今回は社会主義の表面的な話ではなく、


「人々の平等を目指した社会主義は国民に優しいのか?」


「福祉は戦争ともに充実した?」


といった深い話。私の参加者の一人として話に引き込まれていきました。

講義の後のグループディスカッションでは、様々な感想や意見が出ました。


「社会主義は平等を目指すといってるのに、成績の優劣で待遇が変わるのはおかしいのでは?」

一方で、

「発展途上国では、優秀な人を育てて国を成長させることは仕方ないのでは?」

また、

「同じ社会主義のソ連や中国から、今後のベトナムがどうなるんだろうと思った。」


などなど、参加者にとって頭がぐるぐるする体験になったようです。


自分の知らない世界の扉が一つずつ開いていくって素晴らしい!

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