私がセンター試験を受験したのはもう20年以上も前のこと。それでもあの時のことは鮮明に覚えています。会場の雰囲気、現代文の内容に驚いたこと、鼻水が止まらなくなって焦ったこと…
それだけ人生において重要な出来事ということなのですね。今から気をつけるべきこと、それは何よりも
体調をベストに保つこと
です。そのためであれば「勉強をしない」という選択肢もありだと思います。だって、これまで費やしてきた膨大な勉強時間に比べると、これから受験までの数時間というのはわずかなものです。もちろん、その数時間を最大限勉強に費やすことが自分のモチベーションを上げることに繋がるならそうすべきです。ただ、多くの受験生は、そうは言っても、そこまでタフな精神力を持っていないので、教科書や問題集を見ながら、「やばい、これなんだっけ…あれ、わかんない。どうしよう…」と動揺してしまいます。
そうして不安なまま本番を迎えるなら、前日はリラックスして、好きな音楽を聞いたり、本を読んだり、映画を見たり、ペットと遊んだり…そして美味しいものを食べて英気を養って、「よし、やるぞ!」と本番を迎えた方が、当日は良いパフォーマンスを出せるものだったりします。
もちろん、当日の準備は早めにしておきましょう。受験票と筆記用具(えんぴつ多め)を忘れないで!というのは当たり前なので、あったら便利かもというものを挙げておきます。
・腕時計(英語は特に時間配分がスコアを分ける!)
・チョコレートやキャンディなどの糖分を上げるもの(入試はとてもエネルギーを使います。休憩時間に糖分補給)
・ホッカイロ(お腹を壊しやすい人は貼るカイロがおすすめ)
・予備のマスク(くしゃみで鼻水がついたままだと試験に集中できない!)
・休憩中に気を紛らわせられるもの(音楽、本、写真、お守りなど短時間で気持ちを和ませられる自分のとっておき)
あと、今のうちに、「試験当日これはしないこと!」も先にお伝えしておきますね
その1 : 休み時間に友達と答えや出来について話さないこと!←「やべ、俺違うし…どうしよう」合ってるかどうかわからないのに不安な気持ちだけ引きづります。しかも今はコロナ禍、喋らないが基本です。
その2 : 初日の試験が終わった後、自己採点をしないこと!←思うように点数が取れていなかったら気持ちがダウンして翌日の試験まで引きづります
皆さんにとって人生に一度の大舞台。でも、これまで生きてきた日々と変わらない同じ1日です。今日まで一生懸命努力を重ねてきた、そして本番もこれまでと同じ気持ちでペンを持つ、それだけで大丈夫です。
がんばれ受験生!!
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