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執筆者の写真原田貴之

【共通テスト】英語リーディングで得点を大きく左右する「時間配分」

史上初の共通テストまでついに1週間を切りました。

残りの時間はまずは一番大事なのは間違いなく『体調管理』です。本番でベストパフォーマンスを出せるようにするためには、がむしゃらに勉強するよりは、リラックする時間を大事にした方がいいでしょう。


とはいえ、一点でも高く得点するために、ギリギリまで頑張りたい受験生もたくさんいると思います。今日は、得点を大きく左右する時間配分についてお伝えします。

共通テストは英語のレベルは決して高いものではなく、紛らわしい選択肢も少なく、基本的な知識があれば十分に高得点を取れるテストです。しかし、一方で英文の量が非常に多く、ゆっくり選択肢を吟味しながら解答していると、時間切れになる可能性が十分にあります。ということで、当日はしっかり時間管理をしながら解答することが重要です。


理想的な時間配分としては、


第1問から第3問までは30分で通過、後半に50分を当てることです。


細かい内訳の目安としては、


第1問 8分→第2問12分→第3問10分


第4問15分→第5問15分→第6問20分


目標点が70点までの人は前半の基礎的な問題を確実に正解していくために、前半40分までは時間をかけてもよいでしょう。


ただそうすると、後半をじっくり解く時間は無くなってしまいます。そこで、


質問を見て取捨選択をする!


決断も大事です。


例えば、


Choose two options.

Choose the best combination


「複数の選択肢の組み合わせを選びなさい」という問題がありますが、これを確実に正解を見極めていくには純粋に2倍の時間がかかってしまいます。ところが配点は他の問と同じです。ですから、ひとまず複数の選択肢を選ぶ問題は後回しです!


また、第4問のこのような問題、


Based on the information from both articles,...

Neither 〇〇 nor □□ mentions...


二つの資料の情報を組み合わせて正解を出す問題がありますが、これもややこしく時間がかかりますから、思い切ってパスです。

真面目な人ほど最初からきちんと問いていかなければならないと思ってしまうのですが、そうすると、せっかく解ける問題もみすみす見逃してしまうという大変もったいないことになります。50万人以上の受験生の得点分布をコントロールするために、解きやすい問題と逆に簡単に解けない問題が織り交ぜられているということを意識して、「自分ができる問題から解く!」ようにしましょう。


このような複雑な問題はせいぜい15%程度です。逆にいうと、85%は素直な問題です。

この85%を確実に取りに行く戦術で当日までの準備をしましょう。


全力応援しています、がんばれ受験生!!



クレイン英学校では、長年進学校の教員として最難関大から地方大学まで幅広く受験指導に携わってきた講師が、共通テスト後の個別試験対策を完全マンツーマンで行います。各大学の傾向を踏まえて、長文記述問題の答え方や英作文の書き方などを丁寧にかつ短期間で効率的にお教えします。クレイン生以外では、ごく少数のみの対応となるため、個別試験の英語に不安な方は、ぜひお早めにこちらからお問い合わせください。

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