昨日に続き動詞のお話です
動詞には、目的語が必ずついてくる他動詞と
目的語がつかず、前置詞が伴う自動詞についてお伝えしました
今日は、さらに踏み込んだ動詞のお話です
動詞は、名詞や形容詞と違い、うしろに目的語が来るとか来ないとか、
目的語がふたつつく、とか目的語に補語がつくとか、
前置詞はof とか withとか
すべてをコントロールしています
そして後ろに何がくるかで、動詞自体の意味も変わってくるのでやっかいです
例えば、makeという動詞で見てみましょう
この動詞は自動詞にもなり他動詞でもあり
目的語をひとつとる、ふたつとる、
さらには目的語と補語もとる
オールマイティです
She makes dinner.
She will make a good teacher.
She made me a paper crane.
She made me happy.
「彼女が夕食を作る」
「彼女はいい先生になるでしょう」
「彼女は私に折り鶴を作った」
「彼女は私を喜ばせた」
make=「作る」だけでは到底対応できません。
findも同様、
I found that she graduated from the same school.
I found the lost watch.
I found him a place to stay at.
I found the class interesting.
「彼女が同じ学校の出身だとわかった」
「なくした時計を見つけた」
「彼に泊まるところを見つけてあげた」
「その授業は面白いと思った」
find =「見つける」と覚えていると、1や4のような文が出てきた時に
「?」と固まってしまいます
動詞を勉強するときは、自動詞か他動詞か、という区別に加えて
後ろに何が続くのかということも併せて学ばなくてはいけません
そんな動詞の勉強のアドバイス
動詞は例文で学習する
です!
辞書に載っている例文でも構いませんが、できれば
自分のことばに置き換えて、オリジナル例文を作る
ことをお勧めします
そうすることによって
「うーん、どうしようかな」とその単語についてじっくり考えますし、
出来上がった例文はぐっと身近に感じられ、単語の定着を促してくれます
やみくもに、10回書きをするよりよっぽど効果がありますので
ぜひ試してみてください
「どうしようもなく大事な動詞」の特徴を理解して英語の理解力・表現力をアップしましょう!
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