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執筆者の写真原田貴之

たくさんの想いを届けに...

愛知県に避難してきたウクライナの人たちをサポートする活動を始めて2年半近くが経ち、クレインの生徒・保護者、教員仲間、卒業生や友人たちでつくるU-CRANEも50人を超えるまでになりました。

『避難民の人たちが本当に必要としているものを届けたい!』という思いで、レスキューストックヤード・日本ウクライナ文化協会を通して聞き取りをしてもらいました。

「お菓子、小麦粉、コーヒー、ボディーソープ、オムツ…」具体的なリストを作成していただき、 クレインやU-CRANEでシェアしたところ、本当にたくさんの人たちが物資を持ってきてくれました。




地球の反対側で起こっていることに関心を持ち、共感し、そしてアクションを起こしてくれる人たちが、こんなにもたくさんクレインにいることを心から誇りに感じています。





中には遠方から支援を続けてくれているメンバーもいます。

私が新卒で大阪の教員になった頃に生徒だった卒業生。避難民の中に赤ちゃんを連れてやってきた方がいるのですが、日々使用するオムツや粉ミルクが足りないという状況を気にかけてくれ、0歳の頃からずっと支援をしてくれています(その子はもう2歳になっています!)今回も大阪からダンボール6個口もの物資が届き、驚きと感謝の気持ちで一杯になりました。



この活動を通して、かつての卒業生と再び素敵な繋がりをいただけたことも、私にとって本当に幸運なことです。



支援物資を届けたあとは、クレインに戻って避難民の中学生との英語交流会。

kahootを使って、日本のクイズやウクライナのクイズをしながらお互いの国のことを紹介したり、お菓子を一緒に食べて時間を過ごしました。

日頃はほぼ誰かとコミュニケーションをとる機会がないそうで、こうやって同年代の中高生たちと何気ない会話をすることでリフレッシュになっていれば嬉しいです。




また、日本の生徒たちにとってもニュースの中でしか触れることのないウクライナをぐっと身近に感じ、自分たちに何ができるかを考えるきっかけになったはずです。

ロシアによるウクライナ侵攻が始まって2年半。戦争が終わる気配は感じられません。時間が経つにつれて避難民への支援は少なくなっていますが、彼らの生活が楽になっているわけではありません。むしろ精神的負担が蓄積している人がたくさんいます。

クレイン英学校・U-CRANEでは、彼らがウクライナに安心して帰国できる日が来るまで支援を続けていきます。

今回の声かけに応えてくださった皆さま、改めてお礼申し上げます。そしてこれからもどうぞ力を貸してください!

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