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執筆者の写真原田貴之

たまごで広がる笑顔の輪

熱田神宮のほど近くにある想念寺。前任校で私のクラスにいた留学生の世話役をされていたのが、このお寺の渡辺観永ご住職。それからはFacebookでは拝見していたものの、直接お寺でお会いしたのは実に10年ぶりでした。




「知り合いの卵農家の方から、わたくしどもの子ども関連の事業にと卵をいただけることになったのですが、その一部をウクライナの方々がご入り用であればお渡ししたいなとおもいまして...」


Facebookで私たちU-CRANE大作戦!の活動を知り、ご連絡をいただいたのです。

しかも、その卵は「たまゆら琥珀」を販売している養鶏場から寄付いただいたものだそう


消費期限が短かったため、配布は難しいかもと思いながら、ナターリヤさんに連絡をとったところ...


「すごい!ぜひいただきたい!!」


と二つ返事でしたので想念寺さんに伺うことに。


ロシアウクライナの平和を願った横断幕

東日本大震災、知床での観光船沈没事故などの犠牲者を悼む札もあります


想念寺さんでは、こども食堂やひとり親家庭の支援など地域社会に寄り添う活動をたくさんされています。そういった活動に対して合同会社虹彩様から提供いただいているそうで、今回は私たちのウクライナ難民支援活動にも、と渡辺さんがお声がけくださいました。



想念寺を出てその足で久屋大通に向かいます。


名古屋市から委託を受けたレスキューストックヤードの事務所の一角がナターリヤさんたちの事務所、支援物資保管所になっています。


到着するとすぐに避難民の方が来られ、さっそく配布開始。




「卵あるよって連絡したからいつもよりたくさん来てるかも!」とナターリヤさん



食糧の支援物資はどうしても日持ちのする保存しやすいものがメインになるので、今回のような新鮮なものはなかなか提供できません。その分、難民の方にも喜んでいただけたようです。


想念寺の渡辺観永様、合同会社虹彩様、ご支援いただき本当にありがとうございました!!








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