昨日と今日の二日間、とてもエキサイティングな授業に参加しました。
それは、インドネシア教育大学で英語教育学を学ぶ学生の授業へのゲスト登壇したのです!
きっかけは、オーストラリアのモナッシュ大学での留学仲間からのインスタグラムのメッセージ
彼女は私が大学院で一番初めに友達になった留学生で、インドネシアから家族を連れての留学でした。
大学院のアサインメントやプレゼンテーションは過酷でしたが、お互い励ましあいながら切磋琢磨し、また時には家族ぐるみで校外に出かけたりもしました。

2009年、マスターを修了しオーストラリアを離れる直前
いま彼女はインドネシア教育大学に勤めており、久々のメールが「良かったら私の授業に来て自身の経験や日本のことを話してくれないか?」という内容だったのです。
オンライン授業が浸透した今、インスタで依頼が来て、Zoomを使って、あっという間にインドネシアのバンドンにある大学の授業に参加できる…改めてインターネットが教育に持たらすインパクトを実感します。
インドネシアの学生たちはどんな反応だろう…始まる前はドキドキでしたが、ズームに入札した途端、学生たちの表情がパッと明るくなり、歓迎ムードが溢れました。
私がひとしきりプレゼンを終え、質疑応答タイムに。
日本では、質疑応答といっても2〜3人手が上がるかどうかなのですが、次から次へと手が上がります。
「いま日本で流行っている音楽は?」
(ちなみに、漫画は鬼滅の刃も呪術廻戦も約束のネバーランドもみんな知ってて驚き!)
「米津玄師の苗字はYonezu?Kenshi?」
(インドネシアには必ずしも苗字がないらしい!)
というポップな質問から、
「日本人はワーカホリックと聞くが本当にそうなの?」
「日本人はとても規律正しいけど、親はどうやって教育してるの?」
「日本人の清潔さはどこから来ているの?」
という日本の文化についての質問も。さらには
「コロナに対する日本政府の対応についてどう思うか?」
なんていう難しい質問まで、とても時間が足りないくらい熱気溢れるセッションでした。
彼らの英語力の高さもさることながら、見ず知らずの外国人である私にどんどん質問やコメントを投げかけてくるアグレッシブさには感心するばかりでした。グローバルな社会で生きていく中で日本人が見習わなければならない姿勢です。
そして、私と彼女の専門は"World Englishes"。今や英語は、母語としない人たち同士の共通語として用いられています。お互いの国の言語の特徴がある英語を使ってコミュニケーションを行った今回のような機会は、World Englishes実践の絶好の場でもありました。
今回は実に刺激的な異文化交流ができました。次はクレイン英学校の生徒さんたちとの交流もできないか、さっそく模索中です!
Thank you for giving me such a wonderful opportunity, Ernie. I was so honored to be invited to your class and to interact with your brilliant students! I was impressed with their active participation and interest in my story and in Japan. Hope to see you guys sometime soon online or in either country!!


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