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  • 原田貴之

オクラホマ の多様性

オクラホマタルサでの視察がスタート。まずはタルサ大学へ。これまでではじめての私立大学で、留学生50名ほどの小さ大学だ。留学生用の建物をひと通り見学、またこの日は設置されたばかりというパソコンルームを見学させてもらった。



ダウンタウンに戻り、民主党元州議員のJeannie McDaniel氏と面会。小柄な70歳の女性で、外見とはかけ離れたエネルギーとパッション溢れる雄弁家で、皆圧倒された。 彼女の主張の多くは、オクラホマ州の貧困がどれだけ深刻か、そしてそれに伴う教育機会がいかに奪われているかという内容だった。 例えば、母親がドラッグ中毒だったり、母親が蒸発し祖母が子供を育てる家庭も多く、子供の教育に無関心または把握ができない結果、ドラッグに侵されたり、SNSでポルノ被害にあう子供が多いという。 親のドラッグ摂取が子供の体に影響し、小中学生にして鎮痛剤などの薬なしでは生活できない子供は、あるクラスでは半分近くに上るという。 また仕事量の過多や給料面から教員数確保も難しいようで、待遇のいいテキサス州に移る人が多いらしい。 そして、それらの原因はオクラホマ州政府の怠惰によるもので、連邦政府や政治家が働きかけても無視するそうだ。


午後に訪れたタルサ郊外のオーラルロバーツ大学は、この話とはまったく逆でキリスト教の庇護のもと莫大な費用をかけた広大な敷地に金ピカの巨大な校舎を持つ場所だった。 最初に私たちを迎えてくれたのはハリウッド女優のような大学秘書と高性能テクノロジーの数々だった。



スマホにつけた小さなルーペのようなグラスを通してVRのジェットコースターを体験したり、


ズームを使ってナイジェリアとつながったり、鏡に映る自分の心臓や肺などが映し出されたり…


さらに驚いたのはVRスタジオ。VRメガネを通して飛行機のエンジンの内部を覗いたり、入り込んだ人体の中ではニューロンに360度囲まれたりと、まるでUSJのアトラクションに乗っているような体験だった。


「このようなテクノロジーを使いこなせるようになるために教員はどう対応していけばいいか」という質問に対する返答が印象に残った。 “You don’t have to worry about it.  Because the change is not on teachers’ side, but on students’ side”


貧困に苦しむオクラホマ州の中にあるこの絢爛豪華で最新設備のある大学、州による多様性もすごいが、ひとつの州内における多様性もそこはかとない。




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