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執筆者の写真原田貴之

サクラサク!

今日は国公立大学前期入試の発表日。

数日前から気になって仕方ありませんでしたが、ついにこの日がやってきました。


発表時間の10時。

例年、しばらくはアクセスが集中して発表ページを見られないので、すぐには連絡はないかなあと思いつつ時計をちらちらと見てしまいます。


そして10:30、LINE電話が鳴り


来た!


鼓動が高なります…




「…先生、合格しました!!」



良かったぁ...


最初に出会ってから9ヶ月、「英語がどうしても苦手で」品詞の話や修飾の話からはじまり、共通テスト、二次試験と、ずっと指導に携わりましたが、よく力をつけました。


ダメだったら浪人して…


滑り止めの私大があるし…


そんな退路が一切ない状態で臨んだこの大学入試


プレッシャーは想像以上のものだったに違いありません。


そんな中での大学出願、たくさんの葛藤があったことと思います。


それでも彼はやり抜きました、そして合格を掴み取りました。


この経験は、彼が将来いろんな場面で困難に直面した時、


「大丈夫、俺はできる!だって、あの時あれだけがんばれたんだから」


という自信と勇気を与えてくれることでしょう


電話口の後ろではお母さんが涙しているのが聞こえてきました。


お母さんの、


誰よりも最初に原田先生にお伝えしたくて


そのことばを聞いて、私も込み上げるものがありました。私も幸せでいっぱいです


受験の主人公は受験生ですが、その受験生を一番近くで見守っている親も同様に主人公です。


お母さんは、自分のいうことを聞かないくらい自立してきた子供を前に、自分ではどうしようもできない歯痒い気持ちいっぱいで、この間ずっと子供を見守ってきたことでしょう。


子供が大きく体調を崩した時、「自分が変わりになれるなら、喜んで痛みを受ける」といったことばは、本当にその通りなんだろうと思います。


親の心、子知らず


といいますが、そんなことはありません。お母さんが懸命の思いで応援をしてくれたことを彼はしっかりと受け止めています。


「お母さん、ありがとう。おかげで合格できたよ」


というには、まだ少し若すぎるだけです



長い受験の旅、本当にお疲れ様でした。


これからは高校生の時よりも、ずっと広くて、自由で、そして時に厳しく、でもワクワクする、そんな世界が待っています。


4月までのちょっとの期間息抜きをして、


新しい世界でますます活躍してください。


そして、たまにはクレイン英学校に顔を出して、成長した姿を見せてください。



合格、本当におめでとうございます!

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