ノーベル平和賞受賞団体との対談が実現!
- 原田貴之
- 6月1日
- 読了時間: 2分
5月のとある日に1通のメールが届きました。
「2022年にノーベル賞を受賞したウクライナの人権団体、市民自由センター(CCL)とオンラインで対談をしませんか?」
日本のメディア報道もすっかり減ってしまったウクライナ情勢。でも、現地での戦況は悪化し、愛知県に暮らす避難民は帰国の目処も立っていません。
NPO法人申請中でまだ活動ができていない学生理事メンバーたちにとっても、ウクライナの現状を知ることで、自分たちの使命感を再確認し、行動へのきっかけにしてほしいと思い、CCLのオレクサンドリアさんと連絡をとりながら、5月28日にオンライン対談を実現しました。
言語はもちろん英語。日頃英語に慣れている生徒たちですが、緊張感あふれる雰囲気の中で英語で質問をするのは大きなプレッシャーだったようで、ぎりぎりまで何度も練習をして臨みました。
CCLからは、ロシアによるさまざまな戦争犯罪について団体が把握しているデータをもとに生々しく伝えられました。とりわけ、子供の誘拐やロシア化教育など、学生理事メンバーと同世代のウクライナの子供達に何が起こっているか、決して日本では知ることのできない衝撃的な事実の数々を知り、大きなショックを受けました。
また、CCLと活動をともにするTruth Houndsのプレゼンテーションでは、ザポリージャ原発がロシアの支配下にある今大きな危険が迫っていることが伝えられました。近隣諸国から侵攻がないとも言い切れない日本の原発に同じようなことが起こったら。。。
今ウクライナで起こっている戦争は対岸の火事ではないことを改めて知らされる機会となりました。
当日の様子は6月1日中日新聞県内版に掲載され、ウェブ版でも公開されています。
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