明日はいよいよハロウィン
暑い夏の余韻がまだ残るころから街はハロウィンムードでお店にはハロウィングッズが並びました
クレインでもちょうど1ヶ月前に教室を飾り付け、ハロウィンお菓子も常備しました。
さて、そんなハロウィンですが
私が小学生だった頃、30年前には見たことも聞いたこともない行事でした。
巷でハロウィンが商業化され始めたのが私の記憶では2000年最初の頃でした。
ちょうどコスプレが流行り出したのとも相まって普及していったのではないでしょうか
私の親の世代にとってバレンタインは新しい行事というのと同じで
ハロウィンも時代とともにやってきた欧米のイベントなんですね
" Jack-o'-lantern"をかざり、"costume"を来て
"Trick or treat!" と言って "candy"をもらう風習はお馴染みになりましたが
そもそもハロウィンって何なんだ?
というのは、あまり気にならないのが私たち日本人
せっかくですから文化的背景を知っておきましょう
もともとヨーロッパで大晦日にあたる10月31日は
先祖の霊に会いに帰ってくると信じられていました
これは、日本のお盆と同じですね
なので、外国の人には
"We have a similar event, called Obon on 15 August."
「日本にも8月15日にお盆という似たような行事がありますよ」
と説明することができます
ただ、少し違うのは、ハロウィンでは、先祖の霊と一緒に悪霊もやってくることがあるので
その悪霊を驚かせて追い払うために、仮装をしたり焚き火を行ったりした
ということなんです
なので、上記の説明に加えて、
"But, in Japan, only our ancestors' spirits come to see us, not evel ones."
「でも日本では、悪霊ではなく祖先の霊だけが会いにやってくるんです」
と言うとわかりやすいですね
グローバル化に伴って、外国の様々な文化が日本に浸透するのは良いことだと思う一方で、
いま、iPhoneやアニメや"あつ森"など、あまりにも多くのものが国境を越えて共有されるあまり、
「外国に行って初めて出会う未知の世界」
が少しずつ小さくなっていくのは寂しい気もしたりしています
明日、クレインでは「かわいいお化けたち」に会える、そんなワクワクが待っているかも?
Happy Halloween!
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