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ブレンディッドラーニングとは?①

前任の高校でブレンディッドラーニングを始めたのは2018年

その前年にオンライン英会話を課外の講座で導入して少し経った頃でした

今でこそ普及し始めている外国人講師とのオンラインマンツーマン英会話ですが

当時はまだ導入している学校も多くはありませんでした


パソコンの画面を通じて、外国人講師と一対一でしかも即興で英語を話すのは

実にドキドキする体験です

30分間、日本人教師やクラスメイトの助けを借りることもできず

身振り手振りを使ってでもコミュニケーションを取らなければならないという

リアルな英語体験ができるこの講座に大きな可能性を感じていました


しかし、即興力や外国人と英語を話す度胸がつく一方で

どうしても表面的な会話で終わりがちになってしまったり、

英語教員が業者さんに丸投げしてしまうオンライン英会話に

私は少し不満を覚えていました


オンライン英会話提供元の担当者は

「英語の先生が楽になるようにお手伝いさせてもらいたい」

とおっしゃったのですが

私はそれは違うと思いました


英語の先生が何もしなくていいなら、

オンライン英会話を学校でやる意味はないのではないか

英語教員が関与してはじめて、

生徒にとって最良のプログラムを作れるのではないか


そんな思いを受け止めてくれたのが株式会社レアジョブ

(現在は教育部門に特化した株式会社エンビジョン )でした


「英語4技能を伸ばす」

「思考力を深める」

「英語の瞬発力を鍛える」

をキーワードに、日本人英語教師と外国人オンライン講師による

英語ディスカッションプログラムを開発することになりました


レアジョブのディスカッション教材、Daily News Articleは

世界中の様々なニュースを毎日アップデートし、

トピックは、ビジネス・教育・テクノロジー・環境・スポーツ・科学・エンターテイメントと多岐にわたります


これらの記事の中から、高校生が興味を持ちそうなトピック、高校生に知ってもらいたいトピックを選び

上記のキーワードを実現するため、このプログラムでは以下のような活動をひとつの授業で行います


・記事のキーワードを学ぶ

・記事を読み内容を理解する

・記事についての考えをグループで話し合う

・自分の意見を考える

・キーワードを用紙に書き出す(マインドマップ)

・プレゼンテーションのリハーサルをする

・オンラインで外国人講師にプレゼンテーションをする

・オンラインで外国人講師の意見を聞き出す

・クラスメイトと自分の意見・外国人講師の意見を共有する

・自分の考えを英文エッセーにまとめる


株式会社レアジョブと数ヶ月間かけて

この新たなプログラムを作り出しました


そして、この新しいプログラムを体験した生徒たちは

どんな反応を示したのでしょうか…


次回へつづく




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