上智大学教授で同大学言語教育研究センター長の藤田先生にお越しいただきました。私が英語教育推進リーダー中央研修に参加した2015年から、私たちの先生として藤田先生からはたくさん学ばせていただきました。
その肩書きからは想像もできないほど、肩肘張らない気さくなお人柄の先生は、私たち一現場の教員にも垣根なく接してくださり、研修後の懇親会にも一緒に参加されるなど、もの凄く偉大でありながら、お話がしやすい先生として尊敬してきました。
私が教員をやめて独立をしようかとぼんやりと考え始めた頃に相談したのも藤田先生で、温かく背中を押してもらったものでした。
今回のお話で何度も繰り返されたのが、「英語はあくで手段であるのに、試験を目的にしてしまっているから、いつまでも英語は上達しない」ということ。そして、「自分から学びたいと思ったら、どんな方法であれ英語はできるようになる」とも。
日頃、学校や塾で未だはびこる不毛な完璧主義や減点主義に辟易としている私ですが、藤田先生のお考えを伺い、改めて英語学習で何が大事で、教育者は何を行うべきかを再確認することができました。
これからの日本の英語教育の舵取りの一端を担う藤田先生ですが、英語学科の学生たちがカンボジアの学校で英語を教えるボランティアプログラムを実施されるなど、座学を実践に、さらに国際ボランティアにつなげる魅力的な取り組みもされています。お土産でいただいたクッキーやナッツは、カンボジアで現地の原料を用いて地元の人たちの雇用創出、経済的自立を助けているとか。
お話を聞いているだけでワクワクしてきます。
そして、なにやら、これからさらにワクワクすることができそうな予感が…!? 乞うご期待です!
藤田先生、本日はお忙しい中お越しいただきありがとうございました!
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