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執筆者の写真原田貴之

学びの主役は誰か?

「制服は着ても着なくても自由」



またこの学校では、1週間の宿題の量やペースも生徒自身が決めるそうです


これはなかなかできることではありませんが、


「自分で考えて決める機会を与え、答えがないものに答えを出す児童を育てたい」という校長先生の考えのもとにこのルール変更が実現したそうです


まさしくその通りです


日本の学校には、あまりにも「理にかなっていないルール」が多すぎです


小学校から高校まで、下手すると大学まで、「これをしなさい」「あれをしてはいけません」とのレールがひかれていて、他の選択肢が与えられていません


でも、社会はそう単純なものではありません


お金を稼ぐ方法も、幸せになる方法も多くの道があります


「こうでなければならない」という条件が多ければ多いほど、そこから外れてしまうことが怖くなり、チャレンジできなくなる。その他大勢と違うことをすると後ろ指を刺されるんじゃないかと不安になる


でも、世の中の常識がいっぺんに変わる瞬間を、この新型コロナウイルスによってみんなが目撃しました。突然学校が休校になる。何十年も変わらず行われてきた行事や大会が中止される。家にいても授業が受けられる…


この先もどうなるかわからないこの世の中、教育の常識を問い直す時にきています



もちろん、私も確固とした正解を持っているわけではありません。というかそれは存在しません


私は教員として生徒を見てきた中で、そして自身の経験から言えることは、


「学びの主役は生徒」


ということ。


学校のルール、行事、授業、学級活動、先生が一手に責任を負っているものを、生徒に委ねてみることです。子供たちは大人が思っている以上に、多くのことを考えているし、行動力があります。なにより、チャレンジすることを恐れないし、柔軟性もあります。


だからチャレンジする機会をできるだけたくさん与えるべきです。チャレンジをしなければ失敗もなく、失敗をしなければ人は成長できません。


失敗してもいくらでもやり直せる、それが学校という場なのですから


久松台小学校のような学校が全国に溢れるといいなぁ






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