9月に入り、各大学の総合型選抜(いわゆる公募制推薦入試)とAO入試の出願が始まります
近年、受験の知識のみに頼らず、多様な観点で
受験生を選抜しようという流れが加速しています
推薦というと、私立大学をイメージする人が多いと思いますが
実は、国公立大学でも年々増加しており
国立大学協会は、21年度までの目標として
推薦入学者の割合を30%
としています
しかも、今年度の入試はでは、新型コロナウイルスの影響に加え
はじめての共通テストということもあり
推薦やAOで、早めの合格を勝ち取りたい
と思う受験生が増加するのはは至って自然な傾向でしょう
さて、そもそも推薦入試とは、
上述した通り、
学力のみに頼らず多様な観点から受験生の資質・能力を図るのですが、
大学により、また学部学科により、どんな学生が欲しいのかという観点は異なります
よって、一概に「こうすれば合格できます」というものは存在しません
ここでは、逆に
これを外すと、絶対合格できません
ということをお伝えします
確実にこれだけは押さえておかなければいけないこと、
それは、
「アドミッションポリシー」
です。
アドミッションポリシーとは、
「私たちはこんな人を求めています」
という大学からのメッセージ
ですから
どんなに学力や評定が高くても、これに合わない人は
大学側は合格にしないということです
例えば、クレイン英学校の近隣にある大学の学校推薦型選抜の例を見てみましょう
南山大学
「いくつかの学部で実施する総合型入試では、外国語の運用能力や異文化理解力、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を身につけてきたかどうかを小論文、面接、プレゼンテーションなどで評価します。」南山大学ホームページより
少し抽象的な表現ですので
以下の問いで、具体的に考えてみます
・外国語の能力を証明するものがありますか?
・自分から積極的に何らかの行動をしてきましたか?
・多様な人々とはどんな人ですか?
・その人たちと一緒に何をしましたか?
大学はこのような経験をすでに持っている人を求めているわけです
逆に
言われたこと以外は自分からは特に行動を起こさず
一人で過ごすことが好きで
自分と同じような年齢・好み・考え方の人としか関わってきていない
という人は、この入試の趣旨に合っていないので
当然合格することはありません
(もちろん、この推薦入試に限ってということです)
いかがでしょうか
各大学、必ずこの「アドミッションポリシー」を掲げていますので
まずは、この大学からのメッセージをしっかり理解した上で
自分がこの条件に合っているのかどうかを
見極めることが大切です
クレイン英学校では、
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