日本で暮らす外国人支援への情熱

NPO法人名古屋外国人共生支援協会代表の山崎昌善さんにご来校いただきました。名古屋市、愛知県内で外国人の支援や日本文化の発信をしている山崎さんの活動をFacebookで目にしたのはクレインを立ち上げてまもない頃。コロナ禍で職を失ったり食糧を必要とする人たちを支援するためクラウドファンディングを行っていると知り、僅かではありますが協力をさせてもらったのがきっかけでした。


これまでの記事でも書いていますが、私が教員を辞めて独立しようと思ったのは、2019年に米国国務省人物交流プログラムで3週間の視察の機会をもらった際に、アメリカにおける英語教育について学んだことでした。多くの移民や難民を受け入れるアメリカでは、英語教育は社会福祉の一環で、一定の水準に達するまで無料で語学学校に通えて試験も受けることができるということに心から感銘を受けました。


私自身、海外でマイノリティとして生活し、多くの外国人が最低賃金以下の仕事に甘んじるしかないという状況を目の当たりにしました。そういったこともあり、少子化の労働力不足を補うために積極的に受け入れながら、言語保障を重視していない日本の現状に一層疑問を感じていたのです。

将来的には日本における日本語教育への寄与ができたらと思って、Language Innovationと名前をつけました(知ってました?)


本日はじめてお会いした山崎さん、不思議と初めてという気がしない親近感の沸く柔和な方で、ついつい話し過ぎてしまいました。

法人を設立されたのは2019年ということですが、お仕事をされながらNPO代表として支援活動をするというのは並大抵のことではないはず。それでも、


「趣味の延長線上でここまできました」ということばから、ご自身の活動への熱い情熱が溢れていました。


名古屋外国人共生支援協会ではさまざまな取り組みをされていますが、コロナ禍になってからは食糧支援SOSの件数が急増しているそうで、中には東京から支援を求めるメールが届くこともあるそうです。

顔が見えない中での援助に不安はあるものの、性善説に則って


「求められたら手を差し伸べる」


姿勢で活動を続けているというお話を伺い、その思想は教育現場にもおおいに通じるものがあるなぁと共感しました。実際には支援が必要でも声を上げられない、情報にたどり着けないという人もたくさんいることでしょう。そんな中で、「何かできることがあるなら行動する」というスタンスが純粋に素敵だなと思うのです。



日本語能力は、日本に暮らす外国人やその子供たちが、情報を得たり、教育を受けたり、安定した職に就くために不可欠なスキルで、日本語教育支援はたいへん重要な役割を担っています。

言語教育に携わるものとして、海外で外国人として暮らした経験を持つものとして、東京に次いで外国人が最も多く暮らす愛知県で国際教育に携わるものとして、日本語教育に少しでも貢献できれば嬉しいです。


本日はご来校いただきありがとうございました。そしてこれからどうぞよろしくお願いします!



山崎さんにゆかりの深い台湾を世界地図黒板に書き込んでもらいました



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