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執筆者の写真原田貴之

海外大学を支援【留フェロ:第1回教員オンライン座談会@zoom】

一昨日は、2017年から英語教育推進リーダーとして一緒に活動を続けてきた佐藤貴明先生が運営サポートを行っている留学フェローシップによる【留フェロ:第1回教員オンライン座談会@zoom】に参加させてもらいました。「海外大学進学って難しそう」そう思うのは生徒だけじゃなく先生たちも同じ。そんな先生たちとのサポートネットワークを構築していこう!というのが今回の企画。



全3回の企画の初回は【コロナ禍でどう学んでいるの?】というテーマで、ハーバード大学、プリンストン大学、ノースウエスタン大学、スワースモア大学、ボウディン大学に通う現役海外大学生を囲み、教員たちとの座談会形式で行われました。


ほとんどの大学はロックダウンしているため帰国をしてオンライン授業を受けているということですが、さすがアメリカの大学、オンライン授業でもディスカッションが多く、1回の授業のうちに何度もブレイクアウトルーム に別れて議論をし、グーグルドキュメントで共同執筆をするというダイナミックな授業が行われていたり、オンデマンドの授業でも、学生の意見を取り入れてすぐにそれを動画に反映させたりと、コロナ禍でも学びの質を担保するためのレベルの高い教育が行われているということに感心しました。


また意外だったのは、コロナ禍でも海外(アメリカ)大学進学を目指す学生は増加しているということ。来年度が始まる9月まではオンライン授業で、今後どうなるか見通しがつかないため、オンライン授業が継続されれば現地で学生たちとの交流や現地の文化を体験することはできないかもしれません。それでも、自宅にいながらアメリカの質の高い教育を受けられることや、SATなど出願のための書類が従来よりも減り、出願しやすくなっていることなど、メリットが大きいそうです。


そして圧巻だったのは、大学生たちの堂々とした立ち居振る舞いや話し方。全体の司会を務めるのも大学生、Zoomのブレイクアウトルームでも参加者の教員たちにひとりの学生がついて、質問に的確に答えるだけでなく、先生たちが満遍なく質問をできるように声かけをしてくれたり、またブレイクアウトルーム が終わった後はグループの話の内容をまとめたり…と、高いコミュニケーション能力やプレゼン能力も海外大学で学ぶ中で鍛えられていくのかもしれません。


そんな海外大学で学ぶバイタリティ溢れる学生は、コロナ禍での就職については不安は少ないようで、日本の企業からの高いニーズがあるため、2年生や3年生で就職のオファーをもらっている学生も少なくないそうで、彼らを見ていると確かにそうだろうなと納得できます。


日本はこれからますますグローバル化していく一方であるにも関わらず、海外に目を向けない内向きな学生が増えています。そのような中で海外大学を目指すということ自体がとても価値のあることですし、そこに語学力・コミュニケーション能力・論理的、批判的思考能力、問題解決能力など、これからの世界で必要とされる様々な力を身に付けるチャンスがあるのが、海外大学進学。


不安定な世界だからこそ、チャレンジする!


あっという間の1時間の彼らの話を聞いて、私も背中を押されたような気持ちになりました。


これからの2回が待ち遠しいです!


第2回:コロナ禍での入学【ゲスト・新入生】

 内容:コロナ禍での出願・渡航・ビザ・迷い・入学状況など

日程:2/13 (土) 20:00-21:00


第3回:コロナ禍での卒業【ゲスト・卒業生】

 内容:就職活動・就職・帰国・OPTなど

日程:2/27 (土) 20:00-21:00


対象:教員・留学支援に興味のある方


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