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執筆者の写真原田貴之

突然の贈り物...

今日のお昼時に突然、生徒さんのお母様から届いたメール


実家の母から、『原田先生にいただいてもらえると嬉しいんだけど…』と

桑名市の無形文化遺産でもある繋がる折り鶴を預かってきました。」


恥ずかしながら私はその存在を知らなかったのですが、


“一般に「千羽鶴」といえば、一羽の鶴、または、一羽の鶴を千羽折り、糸などで繋いだものをさすが、桑名に伝承されている千羽鶴は、一枚の紙から数羽の連続した鶴を折る独特の連鶴である。

これは、江戸時代、桑名(現在の三重県桑名市)長円寺の住職魯縞庵義道(ろこうあんぎどう)によって考案された連鶴で、2羽から最高97羽の鶴を、一枚の紙に切り込みを入れるだけで繋いでいく方法で折るものである。・・・義道のこの折り方は「桑名の千羽鶴」と名付けられ、桑名市の無形文化財に指定されている。”

−桑名市ホームページより−


200年以上の伝統を持つこの技法、実際に見るとその精巧さと美しさに息を呑んで見惚れてしまいます。


一羽の親鶴の両翼からそれぞれ五羽の小鶴が連なり、そして中央で再び7羽が天高く連なっています。


この作品の美しさはもちろん、私が感動したのは、お祖母様のクレインに対するお気持ちです。


お祖母様からお便りもいただき、


「日頃はクレイン英学校様には孫の〇〇が大変お世話になっております。成長期に大切な幅広い教育をしておられる事に有りがたく感謝致します... 」


会ったことのない私に向けて、このように大切なものを託したいと思ってもらえるなんて、恐縮してしまう気持ちとともに、クレインを一層誇らしく感じます。


この「釣舟」の鶴たちのように、クレイン英学校で学んだ生徒たちが、いろんな世界に羽ばたくことができるように、一層精進していきます!






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