アメリカとカナダの州境にあるナイアガラの滝。今回のプログラムの中にある文化活動のハイライトだった。
バッファローはかつて滝の水を水力発電で財を成した歴史を持つ。国立公園でなく州立公園なのは、この発電産業を州が手放さないからだそうだ。
意外に市内から近く、車で20分程度でナイアガラの滝州立公園に到着した。
ナイアガラの滝を下から見ることができる遊覧船、Maid of Mist号にに向かう。渓谷の下まではエレベーターで一気に降りる。乗船前にカッパを配られる。そんなに濡れるのだろうかと乗船前は半信半疑だった。
目の前に現れた巨大な滝!これはアメリカンフォール。
でも本番はその次
こちらがカナディアンフォール!三方向の滝の壁の中に飲み込まれそうになりながら船はどんどん滝壺に近づいていく。
水しぶきは何十メートルにも及び、暴風雨のように水が吹き付ける。
感動と恐怖心が入り混じる不思議な感覚。
自然の力の中に人間のいかにちっぽけな存在か改めて感じたナイアガラの滝であった。
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