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  • 原田貴之

Standing on the shoulders of giants−巨人の肩の上に立つ

ここ数日、日本学術会議の会員について

推薦された6人を菅総理大臣が任命しなかったことについて

大きな議論を呼んでいます


この会議は、戦時中に学問の自由が政治圧力を受け

また、科学技術が軍事活用された過去の反省を受け、

学問の独立を保証することを掲げて立ち上げられたものです


任命されなかった6人は、政府の方針に反対の意見を唱えていた学者たち

ということですが

もしそのような理由で任命されなかったのだとしたら、

過去の過ちを繰り返すことになりかねません


タイトルの


Standing on the shoulders of giants.


私が大学院留学した際に、教授が言っていた言葉で

いまでも深く心に刻まれています


私たちがいま、


インターネットを使って地球の裏側と一瞬で繋がれるのも


様々な天候の中で快適に生活できるのも


多様な価値観が認められ、人として誇りを持って生きていけるのも


すべて、過去数百年渡る研究者たちの学問の蓄積があったから


私たちがどんなに素晴らしい発見をしたり

クリエイティブな発想をしたとしても


それは先人の知恵を学んだからこそできることなのだと



学問は自由です


だからこそ、人は神羅万象に関心を持ち、

その不思議を解明してきました


子どもがゲームやテレビに没頭しているのを咎めても、

昆虫の生態に熱中したり、

文学に夢中になる子どもを怒ることはないでしょう

(少しは勉強しなさいなんていうこともあるでしょうが…)



学問は人を造ります


私はオーストラリアに渡り、自信をなくしていた時

World Englishesという学問に出会い、

心が救われるとともに、その分野の研究に没頭しました


いまの私の英語教育に対する思想の根本にあるのは

その時に形成されたものです



学問の自由と今後のさらなる可能性のために


その独自性が脅かされたり、

政治的な弾圧を受けるようなことがあってはなりません


Standing on the shoulders of giants.


過去のすべての研究者の情熱に敬意を抱いて…









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