4回目となるウクライナ難民支援はなんと、あのコンビニチェーンローソンからのバックアップをいただきました。
以前お世話になったフードバンク愛知さんからゴールデンウィーク前にご紹介をいただき今回の配布会が実現しました。
「目に見える形で直接難民の方に届ける支援で貢献ができれば」
ローソンSDGs推進室の山口様からお申し出をいただきました。これまでの活動で資金や物資が先細りし始めたところでしたので、こんなにありがたいオファーはない!とすぐに動き出しました。
連日に渡って「どのような物資が必要とされているのか。またどのくらいの量がいいか」といった打ち合わせを行いました。しかも、時には深夜0時をまわって電話でお話をするほどの熱量
「まちのコンビニとして、地域に根ざした活動をしたい」
ということばが胸に刺さりました。
配布会当日。手に持ちやすいようにと、ローソンエコバッグを用意してくださいました。こういった配慮が一層ありがたいです
難民支援をしているNPOの方たちとつながり、情報共有を行います。
ローソンエコバッグの中に、愛知教育大学附属高校の募金活動で購入した要望品「日焼け止め、歯磨き粉、緑茶」を一緒に入れてひとりひとり手渡していきます。
小さな赤ちゃんがいるお母さんには前回からミルクを届けています。
クレイン生から寄付していただいた文房具や日用品も大人気。段ボールいっぱいに持ってきた物資が一瞬でなくなりました!
支援のお返しに、と日本在住のウクライナ人の方からいただいたアロエ。お互いの感謝の気持ちが伝わり、心が温かくなります。
こうして第4回の配布会、無事にすべての物資を届けることができました。
今回、ローソンSDGs推進室の山口様には多大なご尽力をいただきました。私が驚かされたのは彼女のスピーディーかつきめ細やかな対応、そして何より支援に対するパッションです。
「地域に根ざしてたコンビニだからこそ草の根の活動で支援したい」ということば通りに、クレイン英学校という小さな相手にも関わらず、全力でそして真摯に対応してくださいました。しかも展開の早さたるや!
何か一つのことを動かすのにいろんな会議を通したり、調整をしたり...学校で勤めていた時にその難しさを痛感していたので、今回のローソンの迅速な実行力には度肝を抜かれました。当日の支援物資をご用意いただき搬入から配布までお手伝いいただきました坂元様、本当にありがとうございました。
いつも難民支援の橋渡しをしてくださる日本ウクライナ文化協会のナターリヤさんと。
この支援をつないでくださったフードバンク愛知の寺田様にもお礼申し上げます。今回のお申し出がなかったらクレインでの支援も長続きすることはできなかったかもしれません。
愛知教育大学附属高校の募金を立ち上げてくれたSさん、そして支援してくださった教職員、生徒の皆さま、無事に届けてまいりました。ご協力ありがとうございました!
そして、いつも気にかけてくださって支援の手を差し伸べてくださるクレインの生徒・保護者、友人、教員時代の同僚の先生や卒業生、みんなのサポートがこの活動のすべての原動力です。本当にありがとうございます!
行政側での整備も進み、これから支援の形も変わってくると思いますが、難民の方々が日本で生活に馴染めるまで、そして無事にウクライナに帰国できるまで、引き続き支援を続けていきます。
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