秋晴れが続いていた名古屋は今日は久しぶりの雨模様、最高気温も11月下旬なみの15度だそうで、一気に季節が進みそうな一日ですがいかがお過ごしでしょうか。
このブログでは英文法についての記事が多く、
英会話についてほとんど書いていないことに今頃気づきました…
皆さんにとって、
英語で「読む」・「聞く」・「書く」・「話す」
の中で一番苦手なのはなんですか?
答えはダントツで「話す」です
かく言う私も、英語を話すことが出来なさすぎて、教員を一度辞めて留学を決意したのですから
「どうすれば英語が話せるようになりますか?」
これは、英語学習者がいちばん知りたいことかもしれません
でも、まずひとつ言っておかなければならないのは、
「〇〇するだけでペラペラになります!」
とか、
「〇日間受講するだけで英語が話せるようになります」
というのは、どれもウソです。
だって、話す能力というのは、走ったり、歌ったりするのと同じ、体の機能のひとつなのですから
そんなに単純なものではありません
よって、一朝一夕に話せるようになる方法は、残念ながらありません。
では、「1年間英語圏に留学すれば英語が話せるようになりますか?」
残念ながら、これも真ではありません
なぜなら、インターネットのおかげでいまや世界中どこで生活をしても
日本の自宅にいるように、日本語に囲まれて生活ができてしまいますし、
ほとんど誰とも話をしなくても生活を送ること自体は可能だからです
では、一体どうすればいいのか?
短期間でしかも苦労せずに英語が話せるようになる特効薬はありませんが、
適切な順序で適切な学習方法でトレーニングをすることによって、
より効果的に話す力を伸ばすことができる
ということはできます。
前置きが長くなってしまいましたが、
まず英語が話せるようになる最初のハードルは、
瞬間的に応答できるか=瞬発力
です
例えば、昔の私は
"How are you?"
にすら、一瞬に反応できず、
"... uh... I'm fine."
というのがやっとでした
言い返して欲しい時によく使うフレーズ、
"Sorry?" (Pardon?より一般的)
の一言が瞬時に出てくるようになったのは、オーストラリアに留学をして1ヶ月以上が経った頃でした
この瞬間的に反応できた喜びは今でも忘れられません
英会話はこれから始める人たちにとって、まずすべきことは
1.How are you?に対する返答のバリエーションを増やすこと
- "I'm good." 元気だよ
- "I'm okay." "Not bad." まあまあだね
- "I'm tired." "I'm exhausted" 疲れたー
- "I'm sleepy." 眠い…
- "I'm hungry." お腹空いた
…etc
2.わからない時に、わからないと瞬時に反応すること
- "Sorry?"
- "What was that?"
- "Sorry, I don't know."
簡単そうに見えますが、
意外にそうはいかないんです
特に、わからない時にわからないと言えずに、笑ってスルー
という状況が実際に英語を使うシーンではとても多いのです
まずは、この単純なやりとりの瞬発力を鍛えることからスタートしてみましょう
Comments