これまで何度か後置修飾という話をしてきました
今日はそもそもなんで、後ろに置かれるのかを簡単に説明します
私は、日本語と英語の違いをよくこんな下手な絵で説明します
日本語は頭でっかち言語で、英語は足長言語
日本語はなにかと前置きや説明が長かったり
大事なことは最後に言ったりします
それに対して、英語は単刀直入
結論やいちばん大事なことを先に言って
そのあとに、説明や理由をしていきます
なので、名詞と形容詞の関係でも
日本語では、
英語の勉強が好きな+生徒
(説明部分) + (本題)
になるのに対して、英語は
the student who likes studying English
(本題) + (説明部分)
となります
そして、中学3年生くらいで習う
「仮主語・形式主語のIt」
という単元があるのですが、これもこの概念が働いています
例えば、
「英語を勉強することは楽しい」
という日本語を文法的に見てみると、
「クレインで英語を勉強すること」=主語
「楽しい」=述語
で、英語では
"To study English at Crane"=主語
is fun. =述語
となります
このように、主語が長ーい文は
日本語では平気なのですが、
英語は、この頭でっかちなのがどうも気に入らない
長いのは後ろにあってほしい
という性質から
主語を後ろに持っていきます
is fun "to study English at Crane"
ところが、本来主語が置かれるべきis の左側が空席になってしまい
それは困ってしまうので、
「主語が長くていやだからうしろに回したよ」の印として it
を置いておきます
そこで出来上がる文が、
It is fun "to study English at Crane".
となるわけです
どうでしょう
ことばで説明するよりも、ビジュアル的に理解する方が早いので、
後置修飾や仮主語の文は
あの、下手くそな絵を描いているのですが
イメージが伝わりますでしょうか?
クレイン英学校では、絵は苦手ですが英語の説明は得意な講師が
皆さんの英語学習をお手伝いします
お気軽にお問い合わせください
Comments