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ピースアカデミー現地レポート3日目


3月25日はファーロォー刑務所に行きました。

建物はフランス統治時代はベトナム人収容所にベトナム戦争時はアメリカ人捕虜を捕まえておくために使っていたそうです。その建物で拷問など行われていました。

中に入り、最初に当時の政治学者が収容されてた部屋を見学しました。フランス統治時代主に行われていたのは再教育でフランスがいかに素晴らしい国かというのを教えていました。足は金属で固定され、首に木の板をつけ、自由はありませんでした。政治闘争が定期的に行われ、フランスに対するものなのか、それとも洗脳なのかは分かりません。


次に独房を見学しました。窓は小窓が上の方に一つあるだけで光がほぼ差し込まず周りが金属なので音が反響して見てる分にも不気味で気味が悪かったです。外に出ると脱獄のために使った下水道がありました。死刑宣告された人が逃げました。(5人だけ)次に行った部屋では死刑道具を見たり共同部屋(収容部屋)を見たりしました。

ここでは主にフランス統治時代について学びました。去年のカンボジアで行った、トゥールスレンと似ている部分もあり、どうぐなど使われ方に既視感がありました。ポルポトの情報をわかっていた身として当時の残酷さ、過酷さが身をもって分かりました。


刑務所に行った後国立歴史博物館に行きました。まだできて3ヶ月の新築ですごく建物も綺麗でした。

まず最初に対アメリカ戦争(ベトナム戦争)のエリアに行きました。

当時使われた武器がベトナムだけでなくアメリカが使った兵器も展示されていました。当時の写真から枯葉剤や空爆、塹壕など戦争の写真はもちろんのこと当時の人々の写真もあり、戦地の近くで生活する人、兵士が駐屯している生活。市街地戦が行われている中でどのように生き延びるか写真そして映像などでよく分かりました。

壊れたり破れたりした民間人の服や生活必需品の展示がありました。当時の疲弊した国民の苦難や仮に戦争が終わったあとでも被害などが残るだろうと思いました。

南ベトナムでのベトコンの展示もありました。当時の工夫の模型がありました。最終日にホーチミンに行くのでその時により具体的にわかると思います。

兵士たちはもちろんの事その当時の生活やプロパガンダなどあまり日本に入ってこない支給品、市街地爆撃の様子が日本と比較でき、興味深かったです。

担当:T.S.


『午後の部』


今日の午後は美味しい昼ごはんを食べてから空港へ行きました。お昼ご飯は甘い味付けでとても美味しかったです。

空港ではチェックインをしてからハィンさんとおわかれをしました。短いけれど長いように感じました。寂しいです。

自由時間の時にはみんなでフォーを食べました。お肉に汁が染み込んでジューシーでした。


フエの空港につき1番最初に思ったのは空気が綺麗だと言うことです。ハノイではバイクの排気ガスで所々息苦しいこともあったので安心しました。

バスで20分ほどで行ったところにハノイの街の中心地がありました。高いビルがたくさんあって見るだけで満足しました。

ハノイとフエの違いを発見できました。

また、明日がフエの解放記念日ということで街は大勢の人で賑わっていて、夕食のレストランからホテルに戻る途中、花火を見ることができました。

担当:K.I.

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