【共通テスト】リスニングで登場したいろんな英語:Englishes〜勉強のアドバイス

最終更新: 1月28日

今回の共通テストリスニングで反響が大きく、ツイッター上でも炎上した第6問B。4人が電子レシートと紙レシートについて討論をしている会話。

ここに画期的だったことがありました。

それは、

様々な英語のアクセント(なまりではなくアクセント)を取り入れたこと

この問題には、アメリカ 英語、イギリス英語、日本語英語もはいっていて、「だれがしゃべってるかわからない」「なまりがきつくて理解できなかった」といった書き込みがたくさん見られました。

長ーい共通テスト初日の最後の最後にあれがきたら、それは受験生も対応できないでしょう。4人が矢継ぎ早に話すので、誰が誰だか…となるのも仕方ありません。少し丁寧さに欠ける問題だったと思いますし、来年度はもう少しわかりやすくなる可能性もあります。

それにしても、様々なアクセントが取り上げられたことはとても大切なことで、今後のリスニングテストでもこの傾向は続くはずです。

というのも、これが実際の英語使用場面を反映しているからです。

アメリカに行こうが、イギリスに行こうが、そこでは、インド英語、中国英語、スペイン英語…さまざまなアクセントの英語が使われています。「やっぱり本場の英語の発音で勉強した方がいい」「オーストラリアはなまりがきついから、どうかなぁ」という人がいますが、これは、まったく誤った認識です。日本にいろんな方言があり、その文化として尊重されているように、世界の多くの国で使用されている英語にも、話される地域の言語や文化の影響を受けたアクセントの違いがあります。それは自然なことで、そこに優劣はありません。当然として、そこにあるということです。

英語圏への留学を考えていて「変ななまりが身についたら…」と心配する人がよくいますが、私はこうアドバイスします。

「もしあなたがその土地のアクセントを身につけられたらすごいですよ。それはネイティブ並みの英語力を身につけたってことですからね。」

私は、オーストラリアに留学し2年間過ごしましたが、オーストラリア英語を話せるようになったわけではありません。オーストラリア英語に加えて、いろんな国の人たちが話す、いろんな英語アクセントに触れていたからです。そして、留学当初はこのアクセントが聞き取れずに本当に苦労したものです。特に西アジア(インドやバングラデシュの早口英語)

ですから、

「いろんな種類の英語アクセントを聞きとれる力」=本当の英語リスニング能力

ということができるでしょう。では、どうすれば異なる英語アクセントを理解できるようになるか?

まず第一歩は、至極単純で

いろんな種類の英語アクセントに触れること

です。私の場合、最初は全然わからなかったインドアクセントや中国アクセントですが、不思議なことに、3ヶ月もすると自然と聞き分けれられるようになるのです!

ただ問題は

日本の英語教科書の音声はほぼアメリカ英語のみ

ということです。例えば、中学校の教科書には、様々な国出身の登場人物がいるのですが、全員アメリカ英語を話しています。日本人もアメリカ 英語を話します…なんと奇妙なことでしょう。

ですから、共通テストのリスニングテストにいろんな英語のアクセントが入ったことは画期的だし、むしろもっと促進されるべきだと思いますが、その前にやらなければいけないことがあります。

それは、教科書の英語アクセントを多様にし、現実の使用場面に即したものにすることです。

そうして、生徒たちが学校の中でも、いろんなアクセントに触れた上で、共通テストに反映させるということが理想的だと思います。

ということで、いろんな英語アクセントに触れることができる教材として、

ブリティッシュカウンシルのLearnEnglish、LearnEnglish Teensをお勧めします。

ブリティッシュカウンシルは世界最大の英語教育提供機関で、私が教員時代に務めた文部科学省事業英語教育推進リーダープロジェクトの中央研修を担当した機関です。

そしてこのサイト、とても優れた無料のオンライン教材です。リーディング、リスニング、スピーキング、など技能が分かれているだけでなく、CEFRに合わせたレベル別でたくさんの問題が用意されており、使用場面も様々です。

LearnEnglishはこちら

LearnEnglish Teensはこちら

リスニングは一朝一夕には身につきません。でも、毎日地道に取り組むことで確実にスキルアップすることができます。上述したように、英語アクセントも然りです。共通テストのように、最初は「何言ってるかわからない」状態ですが、理解できるまで同じスクリプトを何度も聴くことで少しずつ、「あーこう言ってるんだ!」に変わってきます。

もちろん、ただ聴けばいいというものではなく、正しいリスニングのトレーニング方法もあります。リスニングに自信がない人はぜひ、一度クレイン英学校の無料授業を体験してみてください。

がんばれ受験生!!

61回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示

クレイン英学校

​CRANE

by Language Innovation

052-990-1059

〒466−0833 愛知県名古屋市昭和区隼人町7−12 セブンス杁中 2階

©2020 by Language Innovation