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執筆者の写真原田貴之

学校教育でしかできないこと、それが文化祭

この週末はクレイン最寄りの南山中高、男子部と女子部の文化祭にお邪魔して、クレイン生たちの学校生活の一部を垣間見てきました。





教員時代は自分の学校の文化祭しか見たことがなかったのですが、こうやって2週間続けて色んな学校に行くと、それぞれの学校の個性が出ていたり、その中でも流行りの共通点みたいなものもあって、すごく興味深い。



学びの個別最適化が進んで、「集団で学ぶ意味って一体何だろう?」って考えると、きっとそれは文化祭や体育祭なんだろうなって。



あーでもない、こーでもないって考えて、目標に向かってみんなで努力して、時には人間関係でぎくしゃくしたり、腹立ったり上手くいかなくって、それでも当日なんとかやり遂げて、盛り上がって汗だくになって、最後にみんなで「イェーイ!!」って。


社会に出て働いても基本同じだもんね、これ。


そしてこれは学校じゃないとできない。



もちろん、先生たち、特に担任の先生や生徒会担当の先生はこの期間、本当に大変。毎週積み上がっていくダンボールで教室はどんどん狭くなっていって、でも一向に進んでいく気配がなくてヤキモキして。


そして文化祭終わった瞬間に現場復帰の掃除。「ペンキとれない!ポスカどこいった?」とか言って、職員室に帰る頃にはクタクタになって。



でも、学校祭をきっかけに新しい友達できたり、目標見つけたりする生徒もいて、その効果はすごい。


ある卒業生は、高3の夏までは、漠然と文学部かなあ…って言ってたのに、模擬店の文化祭実行委員になり、経営の仕組みに興味を持ち、経済学部に進学。その後、大学の学祭でも100人以上の実行委員を束ねる大役を任されたりと、その成長ってすごい!



ということで、学校教育にとって文化祭・体育祭はこれからますます重要になるし、学校の特色が出る場面なんだろうなあと思います。


中高生のみんな、そして先生、お疲れ様でした!!




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