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The Power of "Good Morning"〜コミュニケーションの土台

今朝は今年最初の小学校旗当番。校門の近くの信号前に立ち、児童が交差点を安全に渡れるように保護者たちが毎日交代で見守ります。年に数回のこの役割を私はとても楽しみにしています。


以前勤めた高校では、週に1回程度の朝の立ち当番がありました。いつもより早く出勤しなければならないので、出だしは気が乗らないのですが、通り過ぎる生徒たちにあいさつをしているうちに、不思議なことに終わる頃にはいつも気持ちがすっきりと晴れているのです。教員時代は百人を超える生徒と毎日授業で接し、廊下ですれ違う生徒も含めると数百人の生徒と会っていたので、たくさんのあいさつをするのが普通でしたが、今はそうではないので、多くの子供たちに「おはよう」「いってらっしゃい」と声をかけ、「おはようございます」「いってきます」と会話ができるこの機会が懐かしくもあり、嬉しい時間なのです。


ところで、今週、年明け最初の授業で新年の抱負(英語では、New Year's resolution)を聞いたところ、ひとりの生徒が「コミュニケーション能力を高めたい」と答えましたので、私はこうアドバイスをしました。


「じゃあ、相手より先に話しかけてごらん。受け身で話すのではなくて、自分から相手に話しかけることができれば、きっとコミュニケーション能力の向上につながると思うよ。」


「おはよう」と声をかけられる前に、先に「おはよう」って言っていたら、英語もこれまでよりできるようになるかも?

短絡的すぎるかもしれませんが、英語はあくまでコミュニケーション。単語や文法という前に、話そうという気持ちそのものがたいせつなのだと思います。




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