「禎子の想いと未来の平和に向けて」開催しました
- 原田貴之

- 19 時間前
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NPO法人U-CRANEで佐々木祐滋さんをクレイン英学校にお招きしました。
佐々木禎子さんの折り鶴の話は有名ですが、その裏にたくさんの痛みや苦しみがあったこと、その中で生きる希望と家族への思いで最後まであきらめず鶴を折り続けたこと。苦しみの末に最後に家族に残した言葉、「ありがとう」
そのDNAを引き継ぎ、歌を通して平和活動を始めた祐滋さんは、多くの反対があっても諦めることなく活動し、パールハーバーやオバマ前大統領に折り鶴の寄贈を実現したりと、私たちに勇気を与えてくれるお話を聞かせてくれました。
シンガーソングライターの佐々木さん。禎子さんの想いを歌詞に綴った「INORI」を私たちに披露してくださいました。禎子さんの知られざるストーリーを聞いた後に目の前で聴く歌は、私たちの心にすーっと染み渡っていきます。

会の後半は参加者と車座になってトークセッション。学生たち全員がひとりひとり感想と質問を佐々木さんに伝えていきました。いろんな角度からの生徒たちの質問に丁寧に答えてくださいました。

「核兵器や戦争がなくなれば平和になるわけじゃない。平和を壊すのも創るのも自分の心にある。だからまずは、自分自身を変えることが平和活動の第一歩」
「正義の反対は、正義。争いをする両者がお互いに正義のために人を傷つけている。」
「自分にとっての夢は家族。もし明日が最後の一日だったら、家族みんなで集まって食事をしたい」
佐々木さんのお話を伺い、平和に対する視点がクレインの目指す平和と同じであることに強く背中を押されるとともに、平和に対して諦めず、行動し続けることが大切なんだと教えていただきました。
名古屋の女学生から始まった折り鶴のリレー。平和のバトンを次世代につないでいく使命と、自分といま目の前にいる人を大切にしていくことを心に誓いました。


佐々木祐滋さん、本日は名古屋のクレインまでお越しいただきありがとうございました。これから一緒に活動をしていけることを楽しみにしています。
そして、この素敵なご縁を授けてくださった吉村大作さんに厚くお礼申し上げます。





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