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執筆者の写真原田貴之

「英語なんでもQ&A」開催しました!

全国の英語教育第一線で活躍する英語の先生たちを招いた「英語なんでもQ&A」を開催しました。

千葉の市川中高から山本永年先生、神奈川の森村学園中高から松本浩欣先生、そして神戸の甲南女子中高から森田剛志先生がここクレイン英学校に駆けつけてくれました。


先生たちと出会ったのは、2015年。文部科学省事業、英語教育推進リーダー中央研修でした。その後、一緒に全国で研修会を行いながらより良い英語教育を目指して試行錯誤してきた心から信頼できる良き仲間です。


中高の現場を離れたいま、広く英語に関心のある人たちに参加してもらいたいと思い、中学生、大学生、教員のたまご、新任教員、クレインの保護者、ベテランの先生に対面とオンラインで参加してもらいました。


テーマは、

事前にいただいた質問をもとに、


「今の英語のトレンド」「新しい学習指導要領」「留学」「これから求められる力」


2時間のセミナーでいろんな話を伺うことができました。英語のプレゼンテーションやディベートなどを積極的に行い実践的な英語力を育てる学校と、伝統的な文法語彙の知識重視の学校と、二極化していること。英語ができる生徒とそうでない生徒の二極化がますます進んでいて、進路にも大きな差が生まれていること。

一方で、根本的な思考力や日本語での言語運用能力が育っていないと、英語が身につくこともないという指摘もありました。


また、松本先生からは、先生たちに向けて「スタンダードを上げる必要性」も伝えられました。

日本の現在の英語教育レベルでは到底海外の大学で学ぶことはできない。指導要領の進度に合わせるだけでは、できる生徒を伸ばす仕組みがない...など興味深い視点からの話もありました。


でも、3人の先生がみんなが英語の上達に欠かせないと感じているもの、それは

【目標、モチベーションを持つこと】


全く同感です。


英語の勉強の仕方はいろいろありますが、英語に対する関心がなくては、勉強しても身につくことはありません。逆に目標があれば、自分でどんどん勉強するようになるし、自ら学ぶことは定着を促してくれます。


セミナー後も参加者からもたくさんの質問が出て、なごやかながらも活発な議論が行われました。


皆さんにとって何かヒントを得られるセミナーであれば幸いです。


何より私自身、情報のアップデートならびに自分が向かうべき方向性の再確認ができる貴重な機会となりました。


〜以下は参加者からの感想です〜


今現在、教育現場でご活躍されている先生方の生のお声を聞くことができて、とても勉強になりました。英語教育にとどまらず、人生を歩むうえでの大事な気づきを教えていただいたと感じました。本当にありがとうございました。


グローバルに通用する力をつけるには、こつこつ地道に基礎的な勉強を続けていくことの大切さを再認識いたしました。

また英語を学ぶ際に母国語(日本語)ができているか?というお言葉にもハッとさせられました。

英語にあまり関心がない息子にも、英語が楽しくなる、勉強のモチベーションupになるいろいろなヒントをいただきました。


大学入試に関するお話で、入試対策よりも、総合的な英語力を、ということばが印象に残りました。興味、関心を拡げる学びのために実体験をさせることを大切にしたいと思いました。


英語教員の自分にとっては勉強になることばかりで時間が足りないぐらいでした。このセミナーを必要としている教員がたくさんいると思います。


子どもが英語に興味を持つことができたり、達成感を味わってもらえるような授業がしたいと思っていたので、単語テストにもサービス問題を入れるといった、工夫例が聞けて良かったです。


英語教育の最先端で活躍されているお三方のお話を聞くことができ、これから英語教育に携わる身としてとても有意義なセミナーでした。


内容が盛り沢山で非常に勉強になりました。大ベテランの先生方のお考えを間近で聞くことができる機会などそうそうないので、またこのような機会があったら参加させていただきたいです。


参加者のみなさんにとって本当に貴重な機会となったようで嬉しいです。

また来年の開催をお楽しみに♪

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