今週の土曜日から「クレイン探究セミナー」が始まりますので、準備も大詰めです。
この企画は、冬休み中の5日間で、自分の興味関心のあるテーマについて自ら課題設定をし、文献を調べたり、分析を行い、パワーポイントで英語のスライドを作成。最後は英語でプレゼンテーションスピーチを行うというものです。
インターネット上では、AIが自動的に好みに合わせて必要な情報を提示してくれる今の世の中で、「自ら見つけにいく」学びはとても重要で、こういった主体的な学びは新学習指導要領でも強調されています。
子供たちは、調べ学習や自由研究は小学校から行っていると思いますが、この「クレイン探究セミナー」では一段レベルを上げて行います。例えば、大学生が学ぶような参考文献の調べ方、引用の仕方を身につけます。また、英語でプレゼンテーションの際の頻出フレーズを学び、実際に使用します。さらに、iPadとアプリを駆使してICTのスキルアップもできます。この活動を通して、今後いろんな場面で役に立つ「アカデミックな武器」を身に付けることができるのです。
オーストラリアの大学院で自らが学術活動を行う中で身につけた経験を、参加者の皆さんに存分に伝えていきたいと思います。どんなワクワクが待っているでしょうか、待ち遠しいです！
さて、今日はクリスマスイブ。新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。医療現場を逼迫しており、関係者の方々はクリスマスを楽しむ余裕もない生活を送っていることと思います。私たちにできることは、コロナによって苦しい生活を余儀なくされているすべての人たちへ想いを寄せること、そして感謝の気持ちを持ってコロナ終息を願い、家族と静かに聖なる夜を祝うことでしょう。命の瀬戸際で懸命に努力している人たちに、幾ばくかの穏やかな時間が訪れることを祈っています。…Merry Christmas