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ピースキャンプ沖縄 Day3
今回のピースキャンプの目的は多角的に沖縄を学ぶこと。 沖縄で生まれ育った高校生たちにとっての米軍基地の存在、 クレイン生たちのプレゼンが沖縄の生徒たちに与えた新たな視点、 米軍基地に初めて入って海兵隊員から聞いたストーリー、 米国領事館首席領事が語った外交官のミッション。 沖縄にはいろんな対立感情があります。一方で、沖縄の人たちとの相互理解を得られるように、さまざまな機会を創出している米国総領事館の努力があります。 球陽高校の生徒たちが言ったように 「共存のために、まずはお互いを理解しようとすること」 ここが出発点であり、常に大切な視点なのだと思います。 沖縄県は47都道府県のひとつであり、でも、そうじゃない。 日本で唯一戦場になった沖縄。 本土から基地を担わされた沖縄。 安全保障の名の下にますます軍備配置が進む沖縄。 空とビーチが綺麗で、 人が穏やかで、 飛行機で1時間足らずで、日常を忘れてバカンスができる沖縄。 こんな素敵な沖縄をもっと好きになるために、沖縄の歴史と今直面している沖縄の現実を学んで欲しい。 そんな気持ちにさせられたのが、今

原田貴之
8月4日


ピースキャンプ沖縄 Day2
糸数アブチラガマのことはインターネットで知っていたし、実際、6月21日にはピースあいちでガイドの當山さんから直接お話もうかがっていました。 でも、ガマに入ってみると、それまでとはまったく異なる感情や想像が湧いてきました。當山さんのガイドを聴きながら、当時の負傷兵やひめゆり学徒隊の女学生たちのことを想像すると、その壮絶な日々に胸が苦しくなり、死臭まで漂ってくるのではないかと思うくらいの想像をしていました。 そして、地上に出た時、陽の光が浴びられるのはどれだけ幸せなことか、新鮮な空気を吸えることがどれだけありがたいことかを疑似体験したのです。 また、糸数アブチラガマのガイドをしてくださった當山菊子さんの姿にも心打たれました。力強く、また想像力を掻き立てる話ぶりから、當山さんのこのガマを守り、平和のために語り続けるという使命感がひしひしと伝わってくるのです。 「皆さんはいろんな場所にいっているでしょう。私はここで、やれることをやっていきます。場所は違いますが平和のために頑張りましょう」 という當山さんの言葉に背中を押されました。 午後は平和記念資料館、

原田貴之
8月3日


ピースキャンプ沖縄 Day1
これまでの広島から初の沖縄で開催となったピースキャンプには中学生〜大学生の11名が参加しました。そして今回は沖縄県立球陽高等学校で平和活動を行う学生団体Re:memberの皆さんも一緒に沖縄で学びました。 沖縄については学べば学ぶほど、知るべきことが増えていきましたが、現地で経験するとますます考えさせられました。 遺骨収集の場に直接足を踏み入れ、実際の遺骨に対面した時、「沖縄戦はまだ終わっていない」ということばの意味を実感しました。 あの指輪をつけた遺骨は、どれだけ寂しい気持ちで発見されるのを待ち続けただろう。 そして、辺野古基地埋め立てのために遺骨がまだ多く残る南部地域の土砂を使わないでほしいと心から具志堅さんの訴えと、 「戦争の犠牲者への最大の弔いは、未来の戦争犠牲者を出さないこと」 ということばがいつまでも胸に響きました。 大学生のゆうたろうさんが活動を始めたきっかけは、地元沖縄への愛から。 沖縄を学びここに来るまでは、沖縄は日本の一部だと思っていたけど、そうじゃない。日本にされて、ことばと文化を奪われ、戦争では島を「捨て石」にされ、日本復

原田貴之
8月2日
ピースあいちニュースレターに寄稿しました
先日のピースキャンプ事前研修の一環で参加させていただいた糸数アブチラガマのガイド、當山菊子さんの講和について寄稿させていただきました。

原田貴之
7月26日


ピースキャンプin沖縄オンライン事前研修開催
現地研修で一緒に活動する沖縄県立球陽高等学校の先生、生徒さんたちを交えての初めてのオンライン研修でした。 まずは今回の参加者全員がお互いの自己紹介をしていきました。海外での現地校交流はこれまでも行ってきましたが、国内でのコラボははじめて。 同じ日本といえど異なる文化と歴史を持つ沖縄の生徒たちとの情報交換はとても新鮮! 後半は球陽高校で基地問題や沖縄戦の記憶を語りつぐ団体Re:menberのプレゼン。クイズ形式で聞いている人の興味を惹きつけながら、沖縄に来る前に知っておくべき大事な知識を授けてくれました。6月23日の慰霊の日には海に入ってはいけない、ということは知らなかったので驚きましたが、確かにそうだなぁと感じさせられました。 次回の事前研修がいまから楽しみです!

原田貴之
7月4日


ピースキャンプ2026 in沖縄 事前研修開始
今日6月23日は沖縄慰霊の日。そして、Peace Camp 2026 in 沖縄の事前研修がスタートしました。 ピースあいちの特別展「沖縄から平和を考える」に、キャンプメンバーとともに参加させていただきました。沖縄には、琉球の歴史、沖縄戦、日米安保、地位協定、基地問題など、学ぶべきことが本当にたくさんあります。 まず特別展示を見学しながら、名市大元教授の阪井芳貴先生の解説で沖縄の歴史の概略を学びました。 その後は、糸数アブチラガマガイドの當山菊子さんによる講演。実はここはピースキャンプ2日目に訪れる場所であり、沖縄を訪れる前に名古屋で直接お話を伺うことができたのは、大変貴重な機会でした。 お話の中からは、戦争体験者に寄り添い、多角的な視点から事実を丁寧に伝えていくこと、そして戦争が二度と起こらないよう平和のバトンを次世代へつないでいくという、當山さんの強い使命感がひしひしと伝わってきました。 そして私が何より嬉しかったのは、これまでのピースキャンプやピースアカデミーに参加してきた生徒たちが、質疑応答で積極的に感想や質問を発していたことです。過去の

原田貴之
6月23日


「未来へ繋ぐ8月6日」
朝5:45にホテルを出発、会場をあとにしたのが21:00。15時間に渡る平和公園での滞在は、いろんな角度からわたしたちに感じさせ、考えさせてくれた。 式典、絵画、VR、AI、証言、コンサート、外国人インタビュー、そして灯籠流し…様々なカタチでの追悼と平和への祈りをクレインの生徒たちとともに経験した80回目の8月6日。 式典への入場もとうろう流しも1時間の待ち時間であったが、それだけ多くの人が日本各地、そして世界中から祈りのために集まっているということ自体が尊いこと。 勇気を振り絞り、たくさんの外国人に体当たりインタビューを敢行した生徒たちのたくましい姿に、未来への希望を感じた。 平和を歌詞につむぐHippyさんの温かく力強い歌声に勇気をもらった。 「許すことでしか、平和は始まらない」 原爆で家族を奪われ、一時は夢も希望も打ち砕かれた被爆者、伊藤正雄さんのことばにすべてが詰まっているような気がした。 クレインで私ができること、それは子どもたちと広島を訪れ、ともに感じ、そして平和のバトンをつなぐこと。 決意を新たにした8月6日です。 開門6:00には

原田貴之
2025年8月6日


「感じる・想像する」ピースキャンプ2025スタート
やっぱりここに来ないとわからないことがあまりにも多すぎる。 80年前の8月5日、ここに暮らす人たちのどんな生活があったのか。想像を絶する原爆の実相。盛り土の50センチ下にある当時の中島地区、被爆から立ち上がったお好み焼き屋さんのストーリー、80年間身寄りのない遺骨への宗教を超えた祈り、今まさに起こっている戦争に反対する人たちが叫ぶデモのエネルギー すべてを全身で感じ、想像するために、私たちはここに来た。 広島の高校生ピースガイドによるプレゼンテーション 平和をつくるためには?マンダラート ピースパークツアー多くの子どもたちが犠牲になった 資料館で被爆の実相と被爆者のストーリーを学ぶ 本番広島のお好み焼きに挑戦 前夜の平和公園ナイトウォーク 被爆前の中島地区の高さ。ここに生活があったことを知る 80年前のこの日もいつもの夜だったんだ… 明日は80回目の8月6日

原田貴之
2025年8月5日


クレインピースキャンプ2023 Day③
78年目の8月6日。コロナ禍以降はじめての一般受付となった平和記念式典。開場は朝6:30分。満員になって参列できないといけないということで、参加者6名と一緒に6時にホテルを出発して、平和記念公園に向かいました。 6時15分に受付に到着した時にはたくさんの人の列が。 6時半開場と同時にいくつもある受付門から同時に式典会場に人が押し寄せます。私たちもなんとか席を確保することができました。そして、7時にはほぼ満席の状態に。 まだ7時でしたが、とにかく暑い。原爆が投下された日も、今日のように雲ひとつない青空がひろがっていたのだと想像を膨らませました。 テレビの画面では伝わらない臨場感、緊張感、そして参列された方の思いがこの会場には溢れていました。 そして迎えた、8時15分... たった一発の原子爆弾で、街も、ひとの命も、そこにいたすべての人たちの未来も、失われました... 生き残った人たちは、この世の地獄を目の当たりにし、後遺症に苦しみ、差別に心をつぶされ、生き続けることを余儀なくされました。 いま再び、人類の平和が脅かされ、核の脅威が迫る中、いっそう今

原田貴之
2023年8月6日


クレインピースキャンプ2023 Day2
宿泊先のKIROがおしゃれなのは見た目だけではありません。朝食もこんなにおしゃれ!しかもとっても健康的 8時にホテルを出てバスで1時間、山間の湯来町を目指します。 この日体験するのは、"Be a Planet" 文字通り地球と一体化するシャワークライミング! まずは、ウエットスーツに着替えます。 最初は、ドキドキ!でもすぐに慣れて歓喜の声 そして、清流の中に身を委ねます。人間だけの平和を考えるのではなく、自然が平和で初めて人間も動物も植物も生きられるのだ、ということを肌で感じます。 同時に、自然の威力を感じる場面も ここからがシャワークライミングの本番。勇気を振り絞って新しい自分を発見する挑戦が始まります! 滝壺ジャンプ!まずは3メートルから... そしてついに、足が眩むような9メートルの高さから。。。勇気を振り絞って シャワークライミングのあとの昼食は、ジビエのハンバーグ。害獣として駆除されてしまうイノシシやシカ、大切な命を大切にいただく、それも平和を考える上で大事なことです。 雄大な森に囲まれた湯来町からバスで一気に山を下り、午後は、「神々が

原田貴之
2023年8月5日


クレインピースキャンプ2023 Day1
クレインで最も重要なイベントと言ってもいいピースキャンプ、2回目を迎える今回も 8月4日から6日までの2泊3日、小学6年生から高校1年生までのピースメーカーたちと一緒に広島を訪れました。 初めて会った参加者同士、2時間の新幹線ですっかり打ち解けました 平和公園でPCVの南さんやUMIさん、ピースバディの皆さんと初対面 まずは、アジア保健研修所(AHI)から預かってきた4年越しの千羽鶴を捧げました。 その後、広島平和記念公園の中を対話をしながら歴史を学ぶピースパークツアー。原爆投下前にあった日常を紹介しながら、一瞬にして全てが失われたとはどういうことは想像を膨らませます。 投下目標となった相生橋を指差すピースバディ 被爆したのは日本人だけではありません。日本に連れてこられていた朝鮮の人たちもたくさん犠牲になりました。 ピースパークツアーで学んだことを振り返り、資料館へ向かいました 貞子さんの思い、そして級友たちの行動。これがクレイン英学校の原点です いろんな意見を聞くため、資料館を訪れていた外国人への突撃取材も行いました この真上600メートルで原

原田貴之
2023年8月4日


クレインピースキャンプ始動します!
先日広島を舞台に行われたG7サミット。ゼレンスキー大統領の電撃訪問もあり世界の注目が集まりました。 世界で初めて原子爆弾が投下された広島。いまでも多くの遺品、遺骨が眠る平和記念公園を歩いた世界のリーダーたちは何を感じたでしょうか。 私がクレイン英学校を立ち上げるにあたり、英語教育を通じて何を伝えたいのか?、どんな子供たちを育てたいのか?...考えた末に出た答えは、 「英語を通して、異なる価値観や考え方があることを知り、違いを認めた上で対話を重ね、世界の平和に貢献する人を育てたい」 広島出身で、幼少期から過去の歴史と平和の尊さを学び、大人になって海外で生活し、外から日本を見つめてきました。これが私の使命だと思い、平和の象徴、おりづるをロゴに、英語で鶴を表す「クレイン」を校名としました。 昨年夏には第1回クレインピースキャンプを、同年11月にはウクライナ避難民の子供たちとのU-CRANEピースキャンプを実施しました。 ウェブマガジンIDEAS FOR GOODでの掲載記事はこちら U-CRANEピースやキャンプについての読売新聞の掲載記事はこちら..

原田貴之
2023年5月26日


ピースキャンプついに実現!
2022年8月4日(木)はクレイン英学校にとって記念すべき一日になりました。 なぜなら、クレイン設立から念願のクレインピースキャンプがついに現実のものとなったからです。 記念すべき第1回キャンプに参加したのは、小学4年生から高校2年生までの20名。 名古屋駅に集合し、新幹線で広島へ向かいます。 初めて会う人たちとこれから三日間、どんな旅が待っているのか不安と期待が入り混じる中での出発です。 11時20分、広島駅到着。1年間一緒にこのピースキャンプを作り上げてきたピースカルチャービレッジ(PCV)の南さん、UMIさんが私たちを笑顔で迎えてくれました。 路面電車に乗って平和公園に向かいます。 今回の旅の舞台、広島平和公園に到着。 元安橋のたもとにあるレストハウスでお昼ご飯。 広島が誇る「むさし」のお弁当。パッケージからも広島への愛が伝わります。 ピースパークツアーが始まり、最初に平和資料館に向かいます。それまでのリラックスモードから一気に緊張感が走ります。原爆の悲惨さを留めた展示の数々を目の当たりにするのは大人でもためらってしまう人もいます。特に初め

原田貴之
2022年8月5日


ピースキャンプ事前研修
夏休みが始まるとともにピースキャンプの事前研修が名古屋市名東区にあるピースあいちで行われました。 小学校4年生から高校2年生までのメンバーが直接顔を合わせるのは今回がはじめてということで、まずは、円になって自己紹介からスタート 「夏休みにピースキャンプ以外で一番楽しみにしていること」 「このことなら私に聞いて!」 というお題で一人一人スピーチしていきました。 次は小学生と中高生に分かれてピースあいちスタッフの方による館内ツアー。 名古屋や豊橋の空襲、日本がアジアで行った侵略戦争、戦時下の日常生活の様子について説明を聞きながら当時の生活に思いを馳せます。 本格的に戦争について初めて学ぶ小学生にとっては、ひとつひとつの展示が衝撃的で、 紙製のランドセルや、当時の教科書をじーっと見ていました。 2階の常設展、3階の特別展(プロパガンダポスター)を案内してもらった後、1階に戻って、佐々木陽子さんの被爆体験語り継ぎを聞きました。 医師だったお祖父様は原爆投下直後、負傷者の救助に当たりますが、その後徐々に体調が悪化し3週間後に亡くなります。...

原田貴之
2022年7月27日


クレインピースキャンプついに始動!
「なんでクレイン(折り鶴)なんですか?」 最初にクレインを訪れた方からよくいただく質問です。 「クレイン」は英語で「鶴」を表し、本校のロゴは折り鶴。 由来は私の出身地、広島にあります。 世界最初の被爆地、ヒロシマ。 私にとっての平和教育は恐怖でしかありませんでした。 でも、高校3年生の時、日本史の先生が言った、 「大学で出ていくもんもおるじゃろうけど、原爆のこと伝えていくんは広島県民の義務じゃけえの」 ということばは、広島から離れれば離れるほど、強く私の中に響いていきました。 そして、2020年4月にクレインを開校するにあたり、 「私が本当にやりたいこと、伝えたいことはなんだろう?」という自問した時、 「英語教育を通して、異なる価値観、文化や宗教を知ることで相互理解を深め、世界の平和を作ることに貢献したい」 というのが私の答えでした。 だから、「クレイン」であり、「折り鶴」なのです。 「平和」というこの漠然とした概念。できれば避けて通りたい過去の悲惨な戦争のこと、原爆のこと。そして未来の平和をどうやって構築できるか... これらを多くの若い人たち

原田貴之
2022年5月7日
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