私が小学生から社会人まで英語を教えている中で、みんなが揃って言葉が詰まる表現、それは
数字
です。例えば、はやぶさ2が打ち上げられた年は2014年。英語では、
twenty fourteen
もしくは、
two thousand fourteen
二桁ずつで読む、もしくは、2000+14という読み方をします。
次に、はやぶさ2が6年間でリュウグウまで旅をした距離は50億キロ、英語では…?
five billion kilometers
はやぶさ2に当てられた予算は、3000万円。これは…?
thirty million yen
うーん、ややこしい。英語が得意な生徒さんでも数字は本当にぱっと出てきません
ところで、数字を書く時に何気なく使われている「カンマ」
10,000,000
これって何かご存知ですか?
この「カンマ」こそが英語の数字の読み方を左右するものなのです
英語は3桁ずつ、つまり、ゼロ3つでひとつの単位と考えます
,000=thousand「千」
,000,000=million「百万」
,000,000,000=billion「十億」*1億でないところに注意
,000,000,000,000=trilion「一兆」
となっています。ですから、
「一万」10,000=10×,000 = ten ×thousand
「十万」100,000=100×,000 = one hundred ×thousand
「千万」10,000,000=10×,000,000= ten ×million
というふうになります
この「カンマ」の存在を意識できれば、数字を英語で表現するのがぐっと分かりやすくなりますね。
では、応用問題
菅内閣が本日打ち出したコロナ対策の新たな経済政策は、76兆円だそうです。
76兆円って英語でなんと言うでしょうか?
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