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執筆者の写真原田貴之

Emotional Closeness

更新日:4月29日

Social Distancing (社会的に距離をとること)というワードは、Stay Homeと並んでメディアでよく取り上げられていますが、いまWHO (World Heath Organization)が積極的に使っているのは、“Physical Distancing (物理的に距離をとること)”ということばです。


外出を控えましょう、2メートルの距離を空けましょう…確かにこれは「社会的」ではなく「物理的」に距離をとろうということです。

いま、社会的な距離というのは、かえって縮まっているのではないでしょうか。


家から出られずオンラインでの関わりが活発になる中で、これまでずっと会えなかった人に久々に会えたり、

オンラインを通して、新しい出会いに恵まれたりした私のこの数週間のことを考えると、

social(社会的な)関わりは以前よりも明らかに密接になっています。


毎週火曜日は、高校2年生と3年生のグループオンライン授業の日です。授業時間の5分前になると、画面越しの生徒たちに会えることにワクワクします。

この1週間はどうだった?これから学校はどうなるんだろう?課題の進捗状況は…

まだ直接対面したことのない生徒さんもいますが、とても身近に感じてしまうのです。


また、今日から、大学での実質的な授業がはじまりました。

顔を合わせたことのない学生たちに、こちらからファイルやアンケートを送信し、

それに返信してもらうというオンライン授業という形態です。


ちゃんとメールを見てくれているだろうか?

私が作った自己紹介のプレゼンを見てどう思っているだろうか…

続々と返信のメールがやってくる。

まだ見ぬ学生たちの生い立ちや趣味が綴られた英文の自己紹介を受け取り、想像に胸を膨らませる。

きっと大学のキャンパスで顔を合わせていたら、こんな感情はきっと持たなかったことでしょう。


こんなふうに考えると、

今の状況は、physical distancingをとることによって、

実は、"Emotional Closeness"(情緒的な身近さ)が生まれているのかもしれません。


世界がこれからどう変わっていくのか、誰にもわかりません。

ひょっとしたら、想像もできないような惨事が私たちを待ち構えているのかもしれません。


でも、そんな世界の中にいても、

常に人生の明るい方を向いて生きる、


"Always look on the bright side of life."




これが人間の持つもっとも強い力なのではないでしょうか。


学校に行けず、まだ新しいクラスの先生やクラスメイトもよく知らないままで過ごす不安な毎日。

私は、英語を教えることしかできませんが、

"Emotional Closeness"によって、ひとりでも多くの生徒たちと出会い、英語を通して世界を広げるお手伝いをしたいという思いで、


休校措置特別企画として、


・中学生・高校生向け


・大学受験生向け


ゴールデンウィーク期間中も開校しております。

お気軽にお問い合わせください。


Stay home and stay fabulous!
























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