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執筆者の写真原田貴之

「高校生G7サミット@国連大学」にクレイン生5名が参加


今年5月にG7サミットが行われます。そして会場はクレインにとってゆかりの深い広島。それに先駆け、『高校生G7サミット』が東京の国連大学で行われました。「環境」「平和」「健康」「経済」などのトピックについて高校生たちがディスカッションを行い、G7首脳たちに届ける提言書を作成しました。


全国から140名を超える参加者があり、今回クレインから5名の高校生が参加してきました。


当日の様子はNHKでも報道されています。(映像はこちら)。


貴重な経験をしてきた参加者たちに、今回の感想を聞いてみました。


質問1:サミットでどんなことを発表(発言)しましたか?


「同じチームの人の意見を聞き、それを聞いて思いついた解決策などを、提案として発言しました。また、議論がヒートアップしている途中に、例外などの例を出してここはどうなるのか?などの考える内容を挟んでみたりしました。」


「私はフェアトレードについて話し合いました。最近フェアトレードについて関心があったため、とても良い機会でした。そこでは、私が実際にフェアトレード商品を食べたり、お店に行ったりした体験談も交えてフェアトレードをもっと普及させるためにはどうすれば効果的かを8人のグループで話し合いました。例えば、見たり、聞いたりしたことはあるけど実際にフェアトレード商品を購入したことがない人が多くいると考え、その一歩をどうすれば踏み出しやすくなるかなどを話し合いました。」


「私は教育とメディアについて議論したので海外のことを学べる授業を日本の学校に取り入れた方がいいと発言したり、各国のニュースがわかり今日のある記事がすぐに見つかるようトピックでわけるウェブページを作ったらと提案しました。」


「外国人雇用者を増やすために、まずは言語の壁をなくすべきだと意見を伝えました。」


「幸福についての議題で発展途上国の幸福度を上げる為のカリキュラムをチーム代表として発表しました。」



質問2:参加者の意見で印象に残っていることは?


「幸福というテーマから、不幸というワードを使った意見「不幸の連鎖は幸福に影響する。例えば、プーチン大統領がもしも毎回ハッピーで楽しく幸せだと思っていたら、ウクライナに侵攻なんてしていなかったはず」


「フェアトレードの商品を販売する際、政府が商品の代金を一部補助をするという意見が印象にのこりました。」


「アメリカに留学していた子がおり選挙戦の時に支持している人が違うと戦争が起きそうなくらい仲が悪くなること」


「特定技能の枠を増やす」


「立場が高い人にこそカウンセリングが必要であるという発言。」


質問3:今回のサミットで一番大きな学びは何ですか?


「意見を言うことに恥じらいを感じないこと。初対面でも自分から積極的に話しかけることな大切さ。それをすることで、お互いが周りを『話せる』という環境にしていけるし、相手の新しい意見などを引き出す原因ともなるから」


「今回のサミットで、高校生でも社会の問題について考え、議論し合うことができるのだと知ったことが一番大きな学びだったと思います。大人が解決するのを待つのではなく、自分達から動いてみるのも楽しいし、こういう機会をもっと増やすことが必要だと思いました。」


「同じ議題でも視点を変えるだけで数多くの問題が出てきたこと。」


「違う考えを知ることができたこと」


「みんなが正直になって、意見を交わすことは改めて大事だと感じました。」



質問4:一番驚いたこと・意外だったことは何ですか?


「自分より年下なのに、大人顔負けの意見や、どうやったら思いつくの?というような新たな発想で案を出したりする高校生がとても多かったこと。世間的な知識量や、様々な面においての視野がとても広いんだな、何かしらの経験値が高いのだな、と、自分には持っていないものをもっている人が沢山いたことです。」


「議題が意外に難しかったことです。表面的な議論ではなく、事前に資料やデータを調べたりすること現実的な議論ができ、楽しかったです。」


「自分が考えた意見が少し異なっているが、アメリカに存在していた(ジョブ・コア)」


「同じ制度なのに国によって少し違う事に驚きました」


「沖縄から来ている人もいれば、東北の上の方から来ている人もいたことに驚いた」



質問5:今回の参加で今後あなたの考えや行動にどんな影響を与えると思いますか?


「ニュースや世の中の情報などを、日本のことはもちろん、世界のことも沢山日頃から知るという行為をすることが、視野を広げたり問題に対する解決策などを考えていくリソースとなっていくのだなと実感したので、ニュースや新聞を見たり、ネットだけでなく本を呼んだりなどの様々な分野における知識を増やす行動をもっと積極的にとっていこうかなと思いました。これらの影響は、私の考える力そのものを大きく広くしていくことに繋がっていくのではないかなと感じます。」


「今の高校生活に物足りなさを感じていましたが、今回のサミットで出会った高校生と話をしていると、自分と同じ考えや違った価値観を持っている人が多く、楽しく感じたことから、これからはもっと外に出て様々な人と出会い、様々な経験をしたいと思えました!」


「次こういう機会がある時は、今回よりは少しは慣れていると思います。」


「色んな経済のニュースや他国のニュースを説教的に見ようと思いました」


「様々な事に対して一つの事だけを考えるのではなく、見方を変え様々な角度から物事を考えるように心掛けようと思いました。」


質問6:その他、学んだことや気づいたこと


「色々な県から、色々なバックグラウンドを持った同世代の高校生が集まり、人というのは自分の周り(学校や習い事、大人など)にいるような人たちが全てではなく、多種多様で想像していないような人たちも、この世界には沢山いるんだよということを身で感じることができたとても自分にとって貴重な経験でした。積極的に話しかけたり、議論だけでなくたわいもない話がたくさんの人とできてとても勉強になっただけでなく単純に楽しかったです」


「県外の友達や、自分と同じような考えをもつ人に出会えて楽しかったです!学校でも討論会などを開きたいと思いました。」


「議題がすごく難しかったです」

 

「東京や群馬に住んでいる友達もできたのでこの関係を大切にしたいと思いました。」



今回の高校生G7サミット参加でたくさんの学びと出会いがあり、そして「行動を起こせば国や世界を変えられるかも!」ということを実感できたのではないでしょうか。将来を担う高校生たちのこれからの成長を楽しみにしています。


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