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クレイン英学校はじめての年越し

さきほど今年最後の授業を無事に終え、クレイン英学校最初の年越しとなりました。この一年は私の人生最速のスピードで過ぎていったように感じます。3月までは前職の校務を行いながら開業準備。資金調達の書類作り、ホームページ作成、カリキュラムデザイン…さらに、もともと入る予定をしていた居抜きテナントにまさかのハプニングで、急遽内装工事が必要な場所への変更。エイトデザイン・ハチカグさんにデザインを依頼してからの1ヶ月間仕事を終わってから、何度も何度もハチカフェに足を運び、教室デザインの打ち合わせ。4月には間に合いませんでしたがなんとか無事に竣工。したものの学校は休校措置の期間であったため、生徒募集活動をほぼできない状況が続きました。それでも、長坂潔先生にホームページやセミナーでクレイン英学校を紹介していただいたり、卒業生の保護者の方から連絡をもらったりして、最小規模のスタートを切ることができました。とはいっても授業はオンラインのみ。Zoomにも不慣れで授業を終えるたびに自己嫌悪の連続でした。

開校から9か月が経ち、いまは中高生だけでなく、小学生、大学生、社会人まで幅広い年齢層の生徒さんの英語学習に携わるようになりました。去年までは、一つの学年の生徒しか教えることがないため、授業パターンは2つ程度でしたが、いまは、生徒の数だけ教材も異なれば教える内容も違います。また、学校での授業とは違い、プライベート授業の生徒さんとその保護者との関わりは濃密です。みなさん英語に対する切実な思いでクレインの門を叩いてきます。生徒さんの想いの分だけ「なんとか点をあげたい、合格してもらいたい」とこちらも熱が入り、定期テストの結果や英検の結果に本人と同じように一喜一憂します。そのような多様な英語のニーズに応えることは決して簡単なことではありません。でも、「クレインを信頼して通ってくれている」ことがモチベーションとなり、日夜より良い授業作りに明け暮れています。

学校と違い今は就業規則が存在しないので、仕事とプライベートの区別は完全になくなりました。というより『仕事がプライベートになった』と言った方が適切かもしれません。でも、休みがなくて大変だなんて全く思っておらず、「思いついたことは即実行」できるスタイルにこの上なくやり甲斐を感じています。「こんなことをやりたい」「あんなことができたら楽しそう」とアイデアを練り、カタチにしていくプロセスが本当に楽しいのです。なにより、私の一番近いところにいる、最高の理解者であり最も頼れる同僚でもあるパートナーの存在が力強く背中を押してくれています。

もちろん経営という面では、経験も知識もゼロスタートなので、思ったように物事はまったく進まず、失敗の連続です。それでも、失敗という経験から学ぶことで、確実に一歩一歩前進しているという実感があります。私自身が先頭切って「ゼロから何かを生み出す」「困難なことにチャレンジする」そして「チャレンジを楽しむ」ことで、クレインの生徒さんたちにも何か刺激を与えられたらと願いながら…

時代の激流の中でスタートをしたクレイン英学校。2021年はさらにワクワクする英語教育を提供すべく邁進して参ります。クレイン英学校に関わるすべての方々に感謝をして、2020年を締め括りたいと思います。

どうぞよいお年をお迎えください。

そして、来年は世界中の人々にとって心穏やかな年となるよう心から祈っています。

クレイン英学校代表 原田貴之

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