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名古屋の中心で、U-CRANE大作戦!第二弾

雨の降りしきる名古屋の中心地、栄にある久屋大通公園で二回目となるウクライナ難民支援を行いました。


日本ウクライナ文化協会のナターリヤさんに世帯数や、希望の物資を聞き取りしてもらい今回の支援に臨みました。

前回の要望は主に食料でしたが、今回は、


石鹸、洗剤、タオル、そしてふりかけ!


ウクライナの方がお米をたくさん食べられるというのは意外でそして嬉しい発見でした。


クレインで呼びかけをしたところさっそくクレインの生徒さんたちから物資の提供や募金の協力をいただきました。ありがとうございます!


当日はあいにくの雨。現地で大学生のボランティアが合流して物資の仕分けをするつもりでしたが、急遽準備をしていくことに。

雨の中の作業ができないので、カーポートのあるご近所さんに軒下を貸してもらったのですが、仕分けまで家族ぐるみで手伝ってくれました。


昼過ぎに会場に到着。「ワールドフード×ふれ愛フェスタ」のイベントで、ウクライナ難民支援を求める募金活動を行っていました。多くの来場者が足を止め、ウクライナの状況を訪ねたり、励ましの声をかけながら募金をしています。


活動を終えて帰宅する難民の方に手渡していきます。

前回同様、エコバッグに支援物資を入れましたが、前回のときのエコバッグを使ってくれている人もいてなんだか嬉しくなりました。


途中、名古屋外国人共生支援協会の山崎さんたちも合流。事前に連絡を取り合いながら、支援物資を分担して用意してきました。限りある時間の中での活動になるので、こうして志を同じくする人達と協力できることはとても心強いです。山崎さんたちは何年も日本に暮らす外国人への食糧支援や日本語教育支援を行っており、現在はウクライナ難民の入居サポートもお手伝いされています。そして、今後継続的に難民支援を行っていくため、山崎さんはこの度クラウドファンディングを開始!日本にやってきた難民もそうですが、ウクライナ隣国で多くの難民を支援するポーランドの団体ともコラボレーションしてボーダレスに支援を行います。私も微力ながらこの活動のお手伝いさせてもらいます。

ぜひクラファンを実現できるよう、一人でも多くの方にご支援いただけると嬉しいです。




4月23日はウクライナではイースター(復活祭)だそうで、活動を終えた後、みんなでウクライナのケーキを囲みました。今回の配布会のお手伝いに来た娘にケーキのお裾分けをしてくれるナターリヤさん。行政と難民の方のつなぎ役となり、メディア対応にも終われ超多忙な日々を過ごす彼女ですが、こういった優しさに触れ一層感銘を受けました。


2回の配布会を終えて改めて感じるのは、


【人の持つ優しさや思いやりが大きなパワーを生み出す】


ということです。私にとってはじめての支援活動は、何をすればいいのか手探り状態でのスタートでした。仕事の合間を縫って様々な団体とのやりとり、買い出しや仕分け作業...すべて手探りの中での活動は決して容易なものではありませんでした。


それでも、このU-CRANE大作戦!を立ち上げた瞬間から多くのクレイン生と保護者、友人、教員時代の同僚や卒業生から、支援と励ましの声をいただきました。そしてナターリヤさんや山崎さんたちのように最前線で難民支援のために行動している人たちを目の当たりにして、モチベーションとエネルギーが湧き出てくるのです。


いまウクライナをはじめ世界各地で、そして学校や職場、家庭でも、マイナスのエネルギーによって苦しんでいる人たちがいます。

でも同時に、私たちは優しさや思いやりといったプラスのエネルギーを持っています。それが放出された時、多くの喜びや幸せが生まれ、そして分かち合われるのだと思います。

このU-CRANE大作戦!を通して、それをわたし自身が実感しているのです。


私たちの活動はまだまだスタートラインを切ったところです。ウクライナ難民の方達が日本の生活に慣れ、そして帰国の途に着くまでにはまだ長い道のりがあります。

これからも引き続き、ご支援ご協力をよろしくお願いします。



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