昨年末のクレインクリスマスパーティ企画の一つ、ファンドレイジング。中学3年生の永井くんが「アフガニスタンの教育支援」についてプレゼンテーションを行いました。
こちらがそのときのプレゼン動画。
12月25日〜年明けの1月4日まで動画を配信してクレイン英学校の生徒・保護者の皆さんに募金を呼びかけたところ、たいへん多くの方の共感をいただき、9万円を超える支援が集まりました。
さらに、募金のお申し出の際にたくさんの心温まることばもいただきました。
−「息子が3000円を自分のお年玉より寄付をすると言っています。」
−「行動に移せる永井くんに“スゴいと思う”と敬意をはらってました。本人が支援をしたいと申しております。」
−「〇〇さんは60歳越えですが、生まれて初めての寄付だそうです。私も、彼の未来に託しました。」
こういった励ましをいただく度、本当にハッピーな気持ちになりました。
そして先月、集まった募金を届けるため、さらにはアフガニスタンを含め世界の貧困の現状や、ユニセフの支援について学ぶため、岐阜県各務原市にある「岐阜県ユニセフ協会」を永井くんと訪問してきました。
当日対応していただいた杉田さんに募金をお渡しし、それから貴重なお話をたくさん伺いました。
この訪問を受け、彼がユニセフ協会で学んだこと、感じたことをまとめた報告動画が完成しました!
今回の企画は、大げさではありますが、『アクションを起こすことで、大人が動き、社会が変わる』という経験を中高生のうちにしてもらいたい、という思いで企画しました。
それは、教育の中で学んだことは、行動に活かしていくことが大切だと考えているからです。
「電車の中で体の不自由な人や妊婦さんを見かけたら席を譲りましょう。」
「困っている人がいれば助けましょう」
など、頭の中ではみんなわかっていても、実際に行動できる人となると、案外少ないものです。
私は、これが日本の教育の弱点で、日本社会の生きづらさに繋がっているように思っています。
世界に目を向けて、いま自分にできることを行動していく。そんな若者が増えるとより良い未来がやってくると信じています。
今回、中学生の永井くんが見事に体現してくれました。今後の活躍に大いに期待しています!
そして、このファンドレイジングにご支援いただいた多くの皆様に心からお礼申し上げます。
日本での小さな取り組みが、地球の裏側のどこかのだれかを笑顔にすることができますように…
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