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執筆者の写真原田貴之

心強い新人先生がクレインに仲間入りします!


今回もクレイン英学校の新しい先生をご紹介します。大企業に長年で勤務され、その間長期海外赴任、また海外でのプラントの立ち上げを指揮するなど、まさに社会の第一線で活躍してきた近藤正也(こんどうまさや)先生です。

お話を伺う度どれも興味深く勉強になることばかりで、クレイン生にもたくさんの将来への示唆を与えてくれること間違いなしです!


Q1 英語に興味を持ったきっかけは? 


「This is a pen.」で始まる中1の授業が英語との最初の遭遇でした、当時はそれが普通でした。

試験の科目として認識していたので、英語を使うという発想は全くなかったですね。

・中3頃に、プロレス雑誌で紹介あった米プロレス誌を購入、教科書以外で英語を読んだ最初の経験でした。

少しだけですがは読めた事は英語に取り組む姿勢の転機で、英語に興味を持ちました。

因みに、「prefer than 」と記載があり、prefer to じゃないんだという記憶があります。

 

Q2  中高生の頃、どうやって英語を勉強していましたか?


・NHKラジオ講座を中2から聴き始めました。YouTube等は存在しない時代でした。

今も聴いていますのでかなり長い経歴ですね。

リズミカルな発音の東後勝明先生の「英語会話」が一番印象に残っています。

因みに、東後先生はその後キリスト教徒になり、英語による聖書購読を長く主催されていたと聞いています。


Q3 これまでの海外経験を聞かせてください。


・学時代の恩師の助言で、大学3年で英国で3週間語学学校に通い、初めて外国語を使う事を体験しました。

社会人になり、イタリア研修生で語学研修1年、その後米国9年、ドイツ2年の駐在を経験しました。

その間に日本勤務時も、露/印/中/ブラジル等に出張していました。

今思うと、イタリア語はラテン語が源流で、ラテン語起源の英単語を学ぶのに役立ちました。

Q4 実際に海外で働きながら英語を使う難しさややり甲斐はどんなことですか。


・欧州では異なる国籍の関係者と各々のお国訛りで電話会議するのは日常茶飯事で、事前に先読みして会議/プレゼンに臨むことで、外国語のハンディキャップをカバーしていました。

日本語をそのまま訳しても通じない場面多々あり、自分の発言の論理性を確認しつつ、相手の発言の背景を読み取って、落としどころを探る事は難しさでもあり、やり甲斐でした。

生身の人間としての交流ができる事は仕事を越えた嬉しさですね。

ドイツの顧客との商談成立のお祝いビール会で、独語でベートーヴェン第九歓喜の歌を歌ったら、

拍手喝采を頂きました👏 楽しかったなぁ(^^♪


Q5 グローバル社会で生きていく中で大切なことは何ですか?


独語は全くダメでしたが、ドイツ駐在時代に現地の教会合唱団に入れてもらい、カタカナ楽譜でバッハ等を練習しました。

でたらめな独語でしたが仲間に入れて頂いたことをすごく感謝しています。 テニスもよくしました。

 

受験科目以外の、音楽・スポーツ・芸術がコミュニケーションの重要ツールです。

喜怒哀楽を共有できることは人生を豊かにしますね。

相手の国を知っておくこと、特に、19世紀からの近現代史を知っておくことは役に立つと思います。

  

Q6 休みの日はどう過ごしていますか?


・米国駐在時、知人宅にカラオケパーティと間違えて参加した(笑)クラッシック音楽の合唱が趣味となり、今だに楽譜は読めませんが週末は練習に参加しています。

お恥ずかしい限りですが、年1-2回愛知県芸術劇場コンサートホールのイベントで歌っています。


現代美術展あいち2022ではボランティア説明員していました。なるべく美術展や演奏会に行くようにしています。

Q7  最後に、英語を学びたい人へのメッセージをお願いします


学校の科目としてだけ英語を勉強するのはもったいないですね。

ぜひ、自分の興味を持てるものを探して、それを英語で読んでみる事をお勧めします。

その上で改めて英文法等を復習することで生きた英語力が伸びると思います。

また与えられたものでなく、自分から探して動く姿勢は、その先の人生を意味あるものにしてくれると思います。

英語は上手い方がベターですが、言葉はツールであり、ビジネスは内容が勝負です。

私は文系卒で、ビジネスでは理系の物理/化学の知識は必須ですが知識不足で苦労しました(-_-;)。

英語以外の科目も勉強しておきましょう。



グローバルな活躍をされてきた近藤先生をお迎えできることはクレインにとってはとても心強いです。

生徒たちに世界のさまざまなお話をしてもらい、そこからまた世界に飛び立つクレイン生が育ってくことを今から楽しみにしています!

【プロフィール】


・経歴

同志社大学法学部政治学科卒

卒業以来、製造業ビジネスに従事。

伊米独に計12年駐在、また中露他でビジネス交渉を経験。

直近では、欧州法人の設立および欧州工場の立上げに現地にて参画。


・保有資格

英検1級

国際連合公用英語英語検定試験A級

ペルジア外国人大学(伊)コルソ・コンメルチャーレ(ビジネス)コース終了

放送大学 社会/産業コース在籍 


・趣味

合唱

テニス

読書

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