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【英文法】動詞の意味はひとつではない!

昨日に続き動詞のお話です

動詞には、目的語が必ずついてくる他動詞と

目的語がつかず、前置詞が伴う自動詞についてお伝えしました

今日は、さらに踏み込んだ動詞のお話です


動詞は、名詞や形容詞と違い、うしろに目的語が来るとか来ないとか、

目的語がふたつつく、とか目的語に補語がつくとか、

前置詞はof とか withとか

すべてをコントロールしています

そして後ろに何がくるかで、動詞自体の意味も変わってくるのでやっかいです


例えば、makeという動詞で見てみましょう

この動詞は自動詞にもなり他動詞でもあり

目的語をひとつとる、ふたつとる、

さらには目的語と補語もとる

オールマイティです


  1. She makes dinner.

  2. She will make a good teacher.

  3. She made me a paper crane.

  4. She made me happy.



  1. 「彼女が夕食を作る」

  2. 「彼女はいい先生になるでしょう」

  3. 「彼女は私に折り鶴を作った」

  4. 「彼女は私を喜ばせた」


make=「作る」だけでは到底対応できません。


findも同様、


  1. I found that she graduated from the same school.

  2. I found the lost watch.

  3. I found him a place to stay at.

  4. I found the class interesting.


  1. 「彼女が同じ学校の出身だとわかった」

  2. 「なくした時計を見つけた」

  3. 「彼に泊まるところを見つけてあげた」

  4. 「その授業は面白いと思った」



find =「見つける」と覚えていると、1や4のような文が出てきた時に

「?」と固まってしまいます



動詞を勉強するときは、自動詞か他動詞か、という区別に加えて

後ろに何が続くのかということも併せて学ばなくてはいけません


そんな動詞の勉強のアドバイス


動詞は例文で学習する


です!


辞書に載っている例文でも構いませんが、できれば


自分のことばに置き換えて、オリジナル例文を作る


ことをお勧めします


そうすることによって

「うーん、どうしようかな」とその単語についてじっくり考えますし、

出来上がった例文はぐっと身近に感じられ、単語の定着を促してくれます

やみくもに、10回書きをするよりよっぽど効果がありますので

ぜひ試してみてください


「どうしようもなく大事な動詞」の特徴を理解して英語の理解力・表現力をアップしましょう!



クレイン英学校では、第二言語習得理論に精通した講師が

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