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英語が読めるようになるには?

どうすれば英語がスラスラ読めるようになるのでしょう

電車の中で英字新聞を読んでいたらカッコいい…

カフェで洋書のペーパーバックを開いているだけで素敵

と私自身思ったりすのるですが、皆さんはいかがでしょうか


言語には大きく4つの技能あります

それは「読む」「聴く」「書く」「話す」のことですが、

この中で、私たち日本人がもっとも慣れ親しんでいるのが「読む」でしょう


ところが


「あなたは英語を読むのが得意ですか?」


と聞かれて

「はい」と答えられる人は少ないでしょう。



その理由はふたつあります


ひとつは、これまで触れてきた英語が難しすぎたからです


中学校や高校の検定教科書では

きちんと語数や文の複雑さをコントロールしてあるのですが

大学入試になると、とたんに難しくなります

どこかの大学の先生が書いた英語の論文を持ってきて、

しかもその中のほんの一部だけを抽出して出題するのですから

それは難しいはずです



二つ目は、自分が読みたい内容ではない(あるいは単につまらない)ことです


私は日頃から大学受験用の読解問題を扱っていますが

難関大学の一般試験の問題なんて

こんなの実際の海外生活で出会わないだろう、という代物ばかりです


また、例えば医学部の入試で、医療や健康についての長文が出題されるかというと

そうではなくて、宇宙の話だったり文学の話だったりします

「一般教養は大事だ」と言われる方もいらっしゃいますが

日本語でも読まない内容は、英語だともっと読む気にならないでしょう

人生がかかった入試で、やたらと難易度が高く、自分の関心にかすりもしない英文が出題されるわけですから

英語嫌いが増えるのも仕方ありません



さて、そんなわけで、英語が読めないことはあなたの責任ではありません


きちんとした方法で読んでいけば、英語は読めるようになります


ただし、「2週間で攻略!」とか「短期集中、1ヶ月で突破!」とかいうことは期待しないでください

そもそも、日本語を読めるようになるまで、どれだけの時間を費やしてきたかを考えれば、

2週間や1ヶ月で読めるようになるはずがありませんから


それでもちゃんと時間を費やした分だけ確実に英語がすらすらと読めるようになる方法


ずばり、それは「多読 (extensive readin)」にあります




 「自由な本を選び」

 「辞書は引かず」

 「分からないところは飛ばし」

 「いやだったら本を変える」


そんな簡単なことなの?


そうです


多読自体は新しいものでも何でもなく、

第二言語習得理論の大御所、Krashenなどによって多くの研究論文が書かれていますし、

日本ではずいぶん前から酒井邦秀先生が「100万語多読」をはじめ

多くの先生たちによって実践され、その効果が報告されています


オックスフォード大学出版やケンブリッジ大学出版などによる

多読用教材は幼児向けの可愛らしいものから大人向けの文学作品まで

多種多様です


簡単な原則のみの多読ですが、

では誰でもどこでもできるかというと、それがそうでもないのが事実です


学習者ひとりひとりの語彙レベルや興味関心によって

読むべき本は変わってきますから

それなりの蔵書数がなくてはいけませんし


もともと読書が嫌いという人もいるわけですから

まぁ読書は好きじゃないけど、これがあるからがんばる

といったちょっとした仕掛けも必要です


クレイン英学校では

多読を通して、英語が読めるようになる

英語がもっと読みたくなる

そんな教室を目指しています


まずは、クレインにやって来てお気に入りの一冊を手に取ってみませんか?





















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